適用する更新プログラムの設定、更新プログラムの適用状況の確認、適用の際に発生したエラーの確認などができます。
Windows 10 / 11 アップデート支援機能を利用するには、別途オプション製品契約が必要です。
対象クライアント:(*)
*スタンダードクライアントのみ対応しています。
5-5-1. Windows 10 / 11 アップデート支援でできること
Windows 10 / 11 アップデート支援機能を利用する場合、設定した内容で更新プログラムを適用するためには、クライアントのWindows Updateの設定で更新プログラムが適用されるのを防ぐ必要があります。以下のいずれかの設定を行ってください。 ・ ・Active Directoryのグループポリシー、またはローカルグループポリシーでWindows 10/11 Update設定を制御している場合(*2)は、グループポリシーの設定と本サービスの[Windows 10 / 11 Update設定]の設定がそれぞれ異なるタイミングで適用されるため、動作不定となります。[プログラム適用延長日数を指定する]のチェックを外して、グループポリシーでWindows Updateを制御するようにしてください。 *1指定した日数を過ぎると、自動で更新プログラムが適用されますので注意してください。また、Windows Server 2016/Windows Server 2019/Windows Server 2022も対象となります。Windows Server 2016/Windows Server 2019/Windows Server 2022のWindowsクライアントを個別に制御したい場合は、個別ポリシーを設定してください。 *2グループポリシーの[管理用テンプレート]→[Windows コンポーネント]→[Windows Update]→[Windows Update for Business]の配下にある次の項目のどちらか一方または両方で、[有効]または[無効]がオンになっている状態を指します。 |
Windows 10 / 11 アップデート支援を利用する場合は、次の手順を実施します。 ① Windows 10 / 11 アップデート支援サーバーの初期設定をします。共通メニューの
② Windows 10 / 11 アップデート支援エージェントをWindowsクライアントにインストールします。
③ |
Windows 10 / 11 アップデート支援機能でWindows Updateを管理する場合、Microsoft社から更新プログラムがリリースされてからWindows 10 / 11 アップデート支援機能で更新パッケージが作成されるまでの期間、OSセキュリティ更新プログラム診断の診断結果がNGと判定される場合があります。 診断結果がNGと判定されないようにするためには、 |
5-5-1.Windows 10 / 11 アップデート支援でできること
Windows 10 / 11 アップデート支援機能は、ネットワークの負荷を抑えた更新プログラムの配布や、更新プログラムの適用範囲の管理によって、Windows 10/11アップデートにかかる管理者の運用負担を軽減できる機能です。
組織のネットワーク内にWindows 10 / 11 アップデート支援サーバーを設置することで、更新プログラム情報の取得と、更新プログラムのダウンロード、Windowsクライアントに分散配布するための更新パッケージの作成が自動的に行われます。
Windows 10 / 11 アップデート支援サーバーについて、以下の注意点があります。 ・必ず組織のネットワーク内に設置してください。 ・Windows 10 / 11 アップデート支援サーバーをDNSサーバーに登録するなど、WindowsクライアントがWindows 10 / 11 アップデート支援サーバーのホスト名からIPアドレスを正引きできるようにしておく必要があります。 ・Windows 10 / 11 アップデート支援ライセンスが有効なWindowsクライアントすべてと通信できる必要があります。 ・通信デバイス制御で接続を許可するIPアドレスを指定している場合、Windows 10 / 11 アップデート支援サーバーのIPアドレスを追加してください。 |
また、Windowsクライアントを展開ユニットという4つのグループに振り分け、適用する更新プログラムを指定して、適用範囲を段階的に広げることができます。これにより、更新プログラムの適用によって発生するトラブルを軽減できます。
更新プログラムの適用状況は、ダッシュボードや展開ユニット画面、「クライアント一覧」画面で確認できます。
また、更新プログラムの適用時にエラーが発生した場合は、「エラー一覧」画面を確認することで原因を分析できます。なお、対象のWindowsクライアントにWindows 10 / 11 アップデート支援エージェントをインストールする必要があります。
図5-5-1.Windows 10 / 11 アップデート支援のしくみ |
Windows 10 / 11 アップデート支援機能を利用している環境でMicrosoft Officeの更新プログラムを受信する方法について説明します。Active Directoryのグループポリシーを利用している場合とローカルグループポリシーを利用している場合で手順が異なります。また、Active Directoryのグループポリシー、ローカルグループポリシーのどちらを利用している場合でも必要なレジストリの設定があります。 Active Directoryのグループポリシーを利用している場合は、以下の手順を実行してください。 ① Active Directoryのグループポリシーで、[管理用テンプレート]→[Windows コンポーネント]→[Windows Update]→[Windows Update for Business]を選択して、次の項目の状態を[未構成]に変更します。 ・[プレビュービルドや機能更新プログラムをいつ受信するかを選択してください] ・[品質更新プログラムをいつ受信するかを選択してください] ② [Windows Update]の[自動更新を構成する]の状態を[有効]に変更します。 ③ ユーザーコンソールの ・[機能更新プログラム適用延長日数]:“365”と入力 ・[品質更新プログラム適用延長日数]:“30”と入力 ④ 登録を完了して、クライアントに設定を同期します。 ローカルグループポリシーを利用している場合は、以下の手順を実行してください。 ① ローカルグループポリシーで、[管理用テンプレート]→[Windows コンポーネント]→[Windows Update]→[Windows Update for Business]を選択して、次の項目の状態を[未構成]に変更します。 ・[プレビュービルドや機能更新プログラムをいつ受信するかを選択してください] ・[品質更新プログラムをいつ受信するかを選択してください] ② [Windows Update]の[自動更新を構成する]の状態を[未構成]に変更します。 ③ ユーザーコンソールの ・[機能更新プログラム適用延長日数]:“365”と入力 ・[品質更新プログラム適用延長日数]:“30”と入力 ④ [Windows Update自動設定]の[クライアントOS]で、[更新方法を指定する]にチェックを入れ、[自動更新を無効にする]以外のいずれかの項目をオンにします。 ⑤ 登録を完了して、クライアントに設定を同期します。 また、Active Directoryのグループポリシー、ローカルグループポリシーのどちらを利用している場合でも、クライアントの以下のレジストリを設定してください。 ① レジストリエディターを起動します。 ② HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdateに次の名前と値を設定します。 ③ HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdateに次の名前と値を設定します。 ④ HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate\AUに次の名前と値を設定します。 |
展開ユニットには、検証、対象指定、運用、特定PCがあります。
まず、テスト用として数台のWindowsクライアントを検証ユニットに割り当てます。
検証ユニットに更新プログラムを適用して問題がなければ、対象指定、運用の順に適用台数を増やしていきます。
組織内で重要な役割を持つPCは特定PCユニットに割り当て、最後に更新プログラムを適用します。
このような運用をすることで、更新プログラムを適用することによって起こるトラブル(更新プログラムに対応していないソフトウェアが起動しなくなる、特定の機能が正常に動作しなくなるなど)を軽減できます。
すべての展開ユニットを設定する必要はありません。環境に合わせて設定してください。
展開ユニットの詳細とWindowsクライアントの割り当て例については、次の表を参考にしてください。
表5-5-1.展開ユニット |
適用順序 |
展開ユニット |
説明 |
---|---|---|
① |
展開ユニット(検証) |
更新プログラムの適用をテストするためのグループです。 更新プログラムの適用時に問題が発生した場合でも、運用に支障がないテスト用のWindowsクライアントを対象とします。 |
② |
展開ユニット(対象指定) |
展開ユニット(検証)より範囲を広げ、実際の運用を想定したグループです。 更新プログラムの適用時に問題が発生した場合、リカバリが可能なWindowsクライアントを対象とします。 |
③ |
展開ユニット(運用) |
更新プログラムの検証が完了し、実際の運用に入るグループです。 展開ユニット(特定PC)を除くすべてのWindowsクライアントを対象とします。 |
④ |
展開ユニット(特定PC) |
運用上、更新プログラムの適用を慎重に実施するためのグループです。 特定のソフトウェアをインストールしている、共用で所有しているなどのWindowsクライアントを対象とします。 |
|
未割当 |
どの展開ユニットにも割り当てられていないWindowsクライアントのグループです。 未割当のWindowsクライアントには、展開ユニットでの設定が適用されません。必要に応じていずれかの展開ユニットに割り当ててください。 |
更新プログラムと更新プログラムを適用するためのツールなどを1つにした更新パッケージが、Windows 10 / 11 アップデート支援サーバーによって自動で作成されます。更新パッケージに含まれる更新プログラムのリリース日や更新パッケージの作成日などを確認できます。
1「更新パッケージ一覧」画面を表示する
(1) |
メニューから、[セキュリティ]→[Windows 10 / 11 アップデート支援]の順に選択します。 |
|
(2) |
左メニューから、[更新パッケージ一覧]を選択します。 「更新パッケージ一覧」画面が表示されます。 |
2更新パッケージ一覧を確認する
(1) |
更新パッケージの種類を選択します。 例:[機能更新プログラム]を選択 機能更新プログラムを含む更新パッケージが表示されます。 |
|
(2) |
更新パッケージを確認します。 確認できる項目は、次の表のとおりです。 |
表5-5-2.更新パッケージ一覧 |
項目 |
説明 |
---|---|
ファミリー種別 |
更新パッケージの種類が表示されます。 ・[機能更新プログラム]:機能更新プログラムを含む更新パッケージ ・[最新のアップデート]:すべての品質更新プログラムを含む更新パッケージ ・[最新のセキュリティアップデート]:品質更新プログラムのうち、セキュリティ更新プログラムを含む更新パッケージ ・[Bリリース]:品質更新プログラムのうち、累積更新プログラムを含む更新パッケージ |
バージョン |
更新パッケージに含まれる機能更新プログラムまたは品質更新プログラムのバージョンが表示されます。 |
表示名 |
更新パッケージ名が表示されます。 |
リリース日 |
更新パッケージに含まれる機能更新プログラムまたは品質更新プログラムのリリース日が表示されます。 |
*1品質更新プログラムの場合、累積更新プログラムがリリースされた月と、更新パッケージの作成日がyyyy/MM(yyyy/MM/dd)の形式で表示されます(リリース月(更新パッケージ作成日))。累積更新プログラムのリリース後、新しい更新プログラム/セキュリティ更新プログラムがリリースされた場合は、更新パッケージが再作成され、作成日が更新されます。
*2品質更新プログラムの場合、累積更新プログラムのリリース日が表示されます。
展開ユニットごとに、適用する更新プログラムの設定と、適用の対象とするWindowsクライアントの割り当てができます。設定した内容で更新プログラムが適用されます。適用後は、適用状況を確認できます。
5-5-3-1.適用する更新プログラムの設定とクライアントの割り当て
適用する更新プログラムと、展開ユニットに割り当てるWindowsクライアントを設定します。ここでは例として、展開ユニット(検証)の設定方法について説明します。その他の展開ユニットの設定手順も同様です。
展開ユニットに割り当てたWindowsクライアントには、展開ユニットごとに設定した更新プログラムが適用されます。展開ユニットを変更すると、適用される更新プログラムが変更される場合があります。 |
複数のWindowsクライアントを一括で展開ユニットに割り当てるには、以下を参照してください。 |
1「展開ユニット(検証)」画面を表示する
(1) |
メニューから、[セキュリティ]→[Windows 10 / 11 アップデート支援]の順に選択します。 |
|
(2) |
左メニューから、[展開ユニット(検証)]を選択します。 「展開ユニット(検証)」画面が表示されます。 |
2適用する更新プログラムを選択する
(1) |
[目標バージョン]の[選択]ボタンをクリックします。 「目標バージョン選択」画面が表示されます。 |
|
(2) |
プルダウンメニューから、目標バージョンを選択します。 例:[1903]を選択 |
|
(3) |
[登録]ボタンをクリックします。 |
|
(4) |
確認メッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。 |
|
(5) |
設定完了メッセージが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。 「展開ユニット(検証)」画面に戻ります。 |
|
(6) |
[品質更新プログラム管理ポリシー]の[選択]ボタンをクリックします。 「品質更新プログラム管理ポリシー選択」画面が表示されます。 |
|
(7) |
プルダウンメニューから、品質更新プログラム管理ポリシーを選択します。 例:[最新の「アップデート」をすべて適用]を選択 |
|
(8) |
[登録]ボタンをクリックします。 |
|
(9) |
確認メッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。 |
|
(10) |
設定完了メッセージが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。 「展開ユニット(検証)」画面に戻ります。 |
適用できる品質更新プログラムの種類は、以下のとおりです。 ・[最新の「アップデート」をすべて適用]:リリースされた最新の品質更新プログラムをすべて適用します。 ・[最新の「セキュリティアップデート」をすべて適用]:リリースされた最新の品質更新プログラムのうち、セキュリティ更新プログラムを適用します。 ・[最新のBリリースを適用]:リリースされた最新の品質更新プログラムのうち、累積更新プログラムを適用します。 |
3Windowsクライアントを割り当てる
(1) |
「展開ユニット(検証)へ追加」画面が表示されます。 |
|
(2) |
展開ユニット(検証)に追加するWindowsクライアントを選択します。 |
|
(3) |
割当対象リストに移動します。 |
|
(4) |
[登録]ボタンをクリックします。 |
|
(5) |
確認メッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。 「展開ユニット(検証)」画面に戻ります。 |
|
(6) |
一覧に登録したWindowsクライアントが表示されます。 設定した内容でWindowsクライアントに更新プログラムが適用されます。 |
|
展開ユニットへの割り当てを解除するWindowsクライアントのチェックボックスにチェックを入れ、 または、「展開ユニット(展開ユニット名)へ追加」画面で、割当対象リストから対象のWindowsクライアントを選択し、 |
展開ユニットの設定が完了すると、設定した内容で更新プログラムが適用されます。設定した更新プログラムが適用されたかどうかを確認できます。展開ユニットごとに確認する方法と、すべての展開ユニットに割り当てられているWindowsクライアントを一覧で確認する方法があります。
ここでは、展開ユニット(検証)に割り当てられているWindowsクライアントの、Windows 10 バージョン 1903の機能更新プログラムの適用状況を確認する方法について説明します。一覧で確認したい場合は、「クライアント一覧」画面で確認してください。
1「展開ユニット(検証)」画面を表示する
(1) |
メニューから、[セキュリティ]→[Windows 10 / 11 アップデート支援]の順に選択します。 |
|
(2) |
左メニューから、[展開ユニット(検証)]を選択します。 「展開ユニット(検証)」画面が表示されます。 |
2検索条件を指定する
(1) |
[検索条件を表示]をクリックします。 検索機能が表示されます。 |
|
(2) |
検索条件を指定します。 例:[対象]で[アップデート管理]を選択 [項目]で[Windows 10 / 11 バージョン]を選択 |
|
|
[比較条件]で[次の値と等しい]を選択し、“1903”と入力 |
|
(3) |
[検索]ボタンをクリックします。 条件に一致するWindowsクライアントが表示されます。 |
3更新プログラムの適用状況を確認する
(1) |
更新プログラムの適用状況を確認します。 確認できる項目は、次の表のとおりです。 |
|
表5-5-3-2.更新プログラム適用状況 |
項目 |
説明 |
---|---|
ハードウェア名 |
Windowsクライアントのコンピューター名が表示されます。 |
Windows 10 / 11 バージョン |
Windowsクライアントに適用されている機能更新プログラムのバージョンが表示されます。 |
機能更新プログラムステータス |
展開ユニットで指定した目標バージョンの機能更新プログラムの適用状況が表示されます。 ・[情報未取得](*1):機能更新プログラムの情報が取得できない状態 ・[適用済み]:適用されている状態 ・[実施中]:適用を開始している状態 ・[準備完了]:ダウンロードが完了している状態 ・[準備中]:適用をWindowsクライアントに依頼した状態 ・[未適用]:適用されていない状態 ・[失敗]:適用に失敗した状態。 ・[適用対象外]:適用されている機能更新プログラムのバージョンが、指定した目標バージョンより新しい状態 |
品質更新プログラムステータス(*2) |
展開ユニットで指定した品質更新プログラム管理ポリシーの品質更新プログラムの適用状況が表示されます。 ・[情報未取得](*1):品質更新プログラムの情報が取得できない状態 ・[適用済み]:適用されている状態 ・[実施中]:適用を開始している状態 ・[準備完了]:ダウンロードが完了している状態 ・[準備中]:適用をWindowsクライアントに依頼した状態 ・[未適用]:適用されていない状態 ・[失敗]:適用に失敗した状態。 ・[適用対象外]:適用されている品質更新プログラムのバージョンが、指定した品質更新プログラム管理ポリシーより新しい状態 |
グループ名 |
Windowsクライアントが所属するグループ名が表示されます。 |
Windows 10 / 11 更新モデル |
Windows 10/Windows 11の更新モデルが表示されます。 [SAC]/[SACT]/(空欄) |
利用者名 |
端末を利用しているユーザーの氏名が表示されます。 |
空き容量 |
ハードディスクの空き容量が表示されます。 |
適用済み品質更新プログラム |
品質更新プログラムのうち、適用されている累積更新プログラムがリリースされた月と、更新パッケージの作成日がyyyy/MM(yyyy/MM/dd)の形式で表示されます(リリース月(更新パッケージ作成日))。 |
*1展開ユニットを設定したあと、または設定を変更したあとも[情報未取得]となります。
*2初めて展開ユニットにWindowsクライアントを割り当てた場合、設定同期が完了するまでステータスが[情報未取得]のままとなります。ただし、適用に失敗した場合はそのタイミングで[失敗]に更新されます。
「展開ユニット(展開ユニット名)」画面で、適用状況ごとのWindowsクライアント数を確認できます。 |
[空き容量]の |
[機能更新プログラムステータス]/[品質更新プログラムステータス]の[失敗]の |
展開ユニットへのWindowsクライアントの割り当て状況と、更新プログラムの適用状況を一覧で確認できます。
どの展開ユニットにも割り当てられていない(未割当の)Windowsクライアントも確認できます。未割当のWindowsクライアントには、展開ユニットで設定したWindows 10/11アップデート設定が適用されません。必要に応じていずれかの展開ユニットに割り当ててください。
「クライアント一覧」画面で、複数のWindowsクライアントを一括で展開ユニットに割り当てることができます。 ① システム管理者アカウントでコンソールにログインします。 ② Windowsクライアント一括登録用CSVファイルを作成します。 ③ 「クライアント一覧」画面の ④ 「展開ユニット割当一括設定」画面からCSVファイルをインポートします。 Windowsクライアント一括登録用CSVファイルの作成については、以下を参照してください。 |
1「クライアント一覧」画面を表示する
(1) |
メニューから、[セキュリティ]→[Windows 10 / 11 アップデート支援]の順に選択します。 |
|
(2) |
左メニューから、[クライアント一覧]を選択します。 「クライアント一覧」画面が表示されます。 |
2展開ユニットへの割り当て状況と更新プログラムの適用状況を確認する
(1) |
展開ユニットへの割り当て状況と、更新プログラムの適用状況を確認します。 確認できる項目については、以下を参照してください。 |
|
|
3検索条件を指定する
(1) |
[検索条件を表示]をクリックします。 検索機能が表示されます。 |
|
(2) |
検索条件を指定します。 例:[対象]で[アップデート管理]を選択 [項目]で[展開ユニット]を選択 |
|
|
[比較条件]で[次の値と等しい]、[未割当]を選択 |
|
(3) |
[検索]ボタンをクリックします。 条件に一致するWindowsクライアントが表示されます。 |
4未割当のWindowsクライアントを確認する
(1) |
表示されたWindowsクライアントを確認します。 必要に応じて展開ユニットに割り当てます。 |
|
|
エラー一覧では、更新プログラムの適用に失敗したWindowsクライアント、エラーメッセージ、エラーの原因などの情報を確認できます。すでに解消したエラーも表示されます。
ここでは例として、今月、Windows 10 バージョン 1903の更新プログラムに関するエラーがあったかどうかを確認する手順について説明します。
1「エラー一覧」画面を表示する
(1) |
メニューから、[セキュリティ]→[Windows 10 / 11 アップデート支援]の順に選択します。 |
|
(2) |
左メニューから、[エラー一覧]を選択します。 「エラー一覧」画面が表示されます。 |
2検索条件を指定する
(1) |
[検索条件を表示]をクリックします。 検索機能が表示されます。 |
|
(2) |
検索条件を指定します。 例:[期間]で[今月]を選択 [パッケージ名]で[次の値を含む]を選択し、“1903”と入力 |
|
(3) |
[検索]ボタンをクリックします。 |
|
|
条件に一致するエラーが表示されます。 |
|
(4) |
エラーを確認します。 確認できる項目は、次の表のとおりです。 |
|
表5-5-5.エラー一覧 |
項目 |
説明 |
---|---|
発生日時 |
更新プログラムの適用時にエラーが発生した日時が表示されます。 |
ハードウェア名 |
Windowsクライアントのコンピューター名が表示されます。 |
グループ名 |
Windowsクライアントが所属するグループ名が表示されます。 |
ユーザー名 |
端末を利用しているユーザーの氏名が表示されます。 |
パッケージ名 |
更新パッケージ名が表示されます。 |
エラーメッセージ |
エラーメッセージが表示されます。 |
説明 |
エラーの原因が表示されます。 |
Windows 10 / 11 バージョン |
Windowsクライアントに適用されている機能更新プログラムのバージョンが表示されます。 |
Windows 10 / 11 更新モデル |
Windows 10/Windows 11の更新モデルが表示されます。 [SAC]/[SACT]/(空欄) |
エラー一覧をCSVファイルに出力する場合は、[CSV出力]ボタンをクリックします。 |