付録-3.ユーザーコンソールに二段階認証でログインする

二段階認証の設定が有効になっている管理者アカウントで、ユーザーコンソールにログインする方法について説明します。認証アプリで入手した認証コードを入力することで、ユーザーコンソールにログインできます。

初めて二段階認証でログインするときに、認証アプリを設定します。2回目以降のログインでは設定不要です。

MEMO.png   使用できる認証アプリ

RFC 6238の時間ベースのワンタイムパスワード(TOTP)に対応している認証アプリが使用できます。以下は使用できる認証アプリの例です。

例)

Google Authenticator

Authy

IIJ Smartkey

 

付録-3-1.二段階認証でログインする(認証アプリが未設定の場合)

初めて二段階認証でログインするときは、認証アプリを設定します。また、認証アプリが設定済みのスマートデバイスを機種変更したときも、再度認証アプリを設定します。ここでは例として、iPhoneにGoogle Authenticator(認証アプリ)をインストールし、認証コードを入手する手順について説明します。

1iPhoneにインストールする認証アプリを確認する(ユーザーコンソール)

(1)

ユーザーコンソールに接続します。

[顧客コード]、[アカウント]、[パスワード]欄にそれぞれ値を入力します。

ISM670U_004.png

(2)

[ログイン]ボタンをクリックします。

「二段階認証 > 認証アプリ設定」画面が表示されます。

(3)

[認証アプリをダウンロードします。]から、二段階認証に使用するスマートデバイスにダウンロードする認証アプリを確認します。

ISM660U_022.png

2iPhoneに認証アプリをインストールする(スマートデバイス)

(1)

iPhoneにGoogle Authenticatorをインストールします。

3QRコードを表示する(ユーザーコンソール)

(1)

[QRコードを表示する]をクリックします。

QRコードが表示されます。

ISM660U_040.png

4認証コードを取得する(スマートデバイス)

(1)

iPhoneでGoogle Authenticatorを起動します。

(2)

[設定を開始]をタップします。

ISM660U_023(670加工).png

(3)

[バーコードをスキャン]をタップします。

カメラへのアクセスを求めるメッセージが表示されます。

ISM660U_024(670加工).png

(4)

[OK]ボタンをタップします。

ISM660U_025(670加工).png

(5)

カメラで3のQRコードを読み取ります。

ISM660U_041.png

 

スマートデバイスに認証コードが表示されます。

ISM660U_027.png

5ユーザーコンソールを表示する(ユーザーコンソール)

(1)

[認証コード]欄に、4で取得した認証コードを入力します。

ISM660U_042.png

(2)

[認証]ボタンをクリックします。

「二段階認証 > リカバリーコード」画面が表示されます。

(3)

[ダウンロード]ボタンをクリックしてリカバリーコードをダウンロードします。

リカバリーコードは、認証アプリが使用できないとき、またはスマートデバイスを機種変更して認証アプリを再設定するときに必要です。各リカバリーコードは一度だけ使用できます。

10個のリカバリーコードがすべて使用済み、または以前の端末利用者がコードを所有している可能性がある場合は、[リカバリーコードを再生成する]ボタンをクリックしてから、リカバリーコードをダウンロードします。

ISM660U_004(670加工).png

(4)

[閉じる]ボタンをクリックします。

ユーザーコンソールが表示されます。

MEMO.png   QRコードが読み取れない場合

QRコードが読み取れない場合は、ユーザーコンソールで[シークレットキーを表示する]をクリックし、表示されたシークレットキーをスマートデバイスで入力します。以下の手順を参考にしてください。

ISM660U_043.png

 スマートデバイスで認証アプリを起動します。ここでは例として、iPhoneでGoogle Authenticatorを起動します。

 [手動で入力]をタップします。

 [アカウント]に、アカウント名を入力します。

 [キー]に、シークレットキーを入力します。

 ISM660U_026bアイコン.pngをタップします。

 認証コードが表示されます。

ISM660U_026a.png

 

付録-3-2.二段階認証でログインする(認証アプリが設定済みの場合)

認証アプリが設定済み(二段階認証でのログインが2回目以降)の場合の手順について説明します。ここでは例として、iPhoneでGoogle Authenticator(認証アプリ)を使用してユーザーコンソールにログインする手順について説明します。

1「二段階認証」画面を表示する(ユーザーコンソール)

(1)

ユーザーコンソールに接続します。

[顧客コード]、[アカウント]、[パスワード]欄にそれぞれ値を入力します。

ISM670U_004_1.png

(2)

[ログイン]ボタンをクリックします。

「二段階認証」画面が表示されます。

2認証コードを取得する(スマートデバイス)

(1)

iPhoneでGoogle Authenticatorを起動します。

認証コードが表示されます。

ISM660U_027_1.png

3ユーザーコンソールを表示する(ユーザーコンソール)

(1)

[認証コード]欄に、2で取得した認証コードを入力します。

ISM660U_020(670加工).png

(2)

[認証]ボタンをクリックします。

ユーザーコンソールが表示されます。

MEMO.png   認証アプリが使用できない、またはスマートデバイスを機種変更した場合

認証アプリが使用できない、またはスマートデバイスを機種変更したときは、ユーザーコンソールで認証アプリを再設定します。認証アプリの再設定には、リカバリーコードが必要です。

参照.png   付録-3-1. 二段階認証でログインする(認証アプリが未設定の場合)5

以下の手順で認証アプリを再設定してください。

 「二段階認証」画面で[リカバリーコードによる再設定]ボタンをクリックします。
「二段階認証 > リカバリーコード」画面が表示されます。

 [リカバリーコード]欄にリカバリーコードを入力して[認証]ボタンをクリックします。
「二段階認証 > 認証アプリ設定」画面が表示されます。

 認証アプリを再設定します。

ISM660U_028.png