6-2.操作ログ・アラート検索の基本操作を理解する

アラートログ一覧、操作ログトレース、PC稼働ログアラートで、操作ログやアラートを検索して確認するための基本操作について説明します。

参照.png   6-2-1. アラートログ一覧を確認する

参照.png   6-2-2. 操作ログトレースを確認する

参照.png   6-2-3. PC稼働ログアラートを確認する

MEMO.png   PC稼働ログのみ取得されている場合

PC稼働ログのみ取得されている場合は、QND ClientLogのクライアントがインストールされている可能性があります。

QND ClientLogが導入されている環境では、本サービスの操作ログ収集機能は利用できません。また、本サービスの操作ログ収集機能を利用している環境にQND ClientLogを導入すると、本サービスの操作ログ収集機能が停止します。

 

6-2-1.アラートログ一覧を確認する

アラートログ一覧では、クライアントで発生したアラート情報を確認できます。

アラートログを期間やログ種別、重要度、任意のキーワードを指定して検索することで、条件に一致するデータを抽出できます。また、ログ取得日時のISM600U_虫眼鏡アイコン.pngをクリックすると、そのアラートについての前後の操作を確認できます。

ここでは、例として、組織内規定で禁止しているWebメールの送信をしているユーザーがいないかどうかを確認します。

MEMO.png   アラートログ一覧の表示件数

アラートログ一覧で表示できる件数の上限は10,000件です。

一覧の件数に“10,000+件”と表示されている場合は、10,000件以内になるように検索条件を設定してください。

なお、CSVファイルには10,001件以上出力できます。

1「アラートログ一覧」画面を表示する

(1)

メニューから、[操作ログ]を選択します。

(2)

左メニューから、[アラートログ一覧]を選択します。

アラートログ一覧」画面が表示されます。

2検索条件を指定する

(1)

[検索条件を表示]をクリックします。

(2)

クライアント種別を選択します。

例:[すべて]を選択

ISM600U_165(650加工).png

(3)

[期間]で、検索期間を選択します。

[カスタム]を選択した場合は、[開始]/[終了]で、開始と終了の日時を選択します。

 

時間帯を指定する場合は、[時間帯1]/[時間帯2]にチェックを入れ、検索する時間帯をhh:mm:ssの形式で入力します。

例:[今月]を選択

(4)

[ログ種別]で、検索するログ種別のアイコンをクリックします。

例:[Webメール送信]を選択

(5)

[重要度]で、検索するアラート重要度のアイコンをクリックします。

例:[すべて]を選択

(6)

任意条件を追加する場合は、[キーワード]の[項目]、[比較条件]を指定します。

例:[項目]で[アラート種別]を選択

[比較条件]で[次の値と等しい]、[禁止メール送信]を選択

(7)

検索条件を複数指定する場合は、ISM600U_プラスアイコン2.pngをクリックして、[AND]/[OR]条件を指定し、(6)、(7)の手順で検索条件を登録します(最大5件)。

(8)

[検索]ボタンをクリックします。

条件に一致するアラートログが表示されます。

MEMO.png   [AND]/[OR]条件を複数指定した場合の動作

操作ログ検索で、[AND]/[OR]条件を複数指定した場合、[AND]よりも[OR]条件が優先されます。

例えば、「aaa AND bbb OR ccc」と指定した場合(いずれも[含む]条件とする)の検索条件は、「aaaかつ、bbbを含む」または、「aaaかつ、cccを含む」となります。

3アラートログを確認する

(1)

検索条件に一致したアラートログを確認します。

ISM620U_001.png

MEMO.png   休止/削除したクライアントのアラートログを確認するには

「アラートログ一覧」画面では、操作ログの収集対象となっているクライアントをデフォルトで表示しています。ISM680U_操作ログツリーアイコン.pngから、[すべて]を選択すると、休止/削除したクライアントのアラートログを確認できます。

ISM680U_011.png

 

確認できる項目は、次の表のとおりです。

表6-2-1-1.[アラートログ一覧]表示項目

項目

説明

アラート種別

重要度(緊急:ISM600U_アラート危険アイコン.png/警告:ISM600U_アラート警告アイコン.png/注意:ISM600U_アラート注意アイコン.png)と、アラートとして判定されたログの種別が表示されます。操作ログ種別によって表示される内容が異なります。

システム:[空き容量低下]/[ログ未収集判定]/[Webプラグイン停止]/[システム日時変更]

外部デバイス:[未承認デバイス挿入]/[未承認デバイス書き出し]

ファイル操作:[禁止ファイル操作]/[禁止ドキュメントアクセス]

Webアクセス:[SNS書き込み]/[時間外Webアクセス]/[禁止サイトアクセス]/[禁止アップロード]

Webメール送信:[禁止メール送信]

PC稼働:[時間外利用]

プリンター:[禁止ドキュメント印刷]/[印刷枚数超過]

ログ取得日時

ログを取得した日時が表示されます。

ISM600U_虫眼鏡アイコン.pngをクリックすると、「操作ログトレース」画面が表示されます。

参照.png   6-2-2. 操作ログトレースを確認する

アラート種別が[時間外Webアクセス]/[時間外利用]の場合は、クリックした日時から4時間先までの操作ログが表示されます。

[時間外Webアクセス]/[時間外利用]以外のアラート種別の場合は、クリックした日時から過去4時間分の操作ログが表示されます。

操作ログ種別

操作ログ種別が表示されます。

[システム]/[外部デバイス]/[ファイル操作]/[Webアクセス]/[Webメール送信]/[PC稼働]/[プリンター]

アラートキーワード

アラートの対象となるキーワードが表示されます。アラート種別/操作ログ種別/操作種別によって表示される内容が異なります。

アラートデータ1~2

アラート発生時に取得したデータが表示されます。アラート種別/操作ログ種別/操作種別によって表示される内容が異なります。

操作種別

操作種別が表示されます。操作ログ種別によって表示される内容が異なります。

システム:[空き容量低下]/[ログ未収集判定]/[Webプラグイン停止]/[システム日時変更]

外部デバイス:[外部デバイス挿入]/[書き出し]

ファイル操作:[新規作成]/[削除]/[編集]/[ファイル名変更]/[移動]/[コピー]/[ドキュメントアクセス]

Webアクセス:[Webアクセス]/[SNS書き込み]/[アップロード]

Webメール送信:[送信]

PC稼働:[時間外利用]

プリンター:[印刷]

ログ登録日時

ログがシステムに登録された日時が表示されます。

 

[アラートキーワード]/[アラートデータ1~2]に表示される内容は、次の表のとおりです。

表6-2-1-2.[アラートキーワード]/[アラートデータ1~2]に表示される内容

操作ログ
種別

アラート種別

操作種別

アラート
キーワード

アラートデータ1

アラートデータ2

システム

空き容量低下

空き容量低下

アラートとするクライアントのインストールドライブの残容量(%/MB)
(*1)

クライアントのインストールドライブの残容量(*2)

クライアントのインストールドライブの残容量(*3)

ログ未収集判定

ログ未収集判定

アラートとするログ未収集判定日数

ログが収集されていないと判定された日数

 

Webプラグイン停止

Webプラグイン停止

 

Webアクセスログ、Webメール送信ログの収集に必要なプラグインが不正に停止されたブラウザー名

 

システム日時変更

システム日時変更

 

不正に変更されたあとのクライアントの日時

システムサーバーマシンの時刻と不正に変更されたあとのクライアントの時刻の差

例)
+1日1時間1分

外部デバイス

未承認デバイス挿入

外部デバイス挿入

 

システムに登録されていない外部デバイスのベンダー名

システムに登録されていない外部デバイスの製品名

未承認デバイス書き出し

書き出し

 

システムに登録されていない外部デバイスへの書き出し元/書き出し先のファイルパス(フルパス)(*4)

システムに登録されていない外部デバイスの製品名

ファイル操作

禁止ファイル操作

新規作成/削除/編集

アラートとするキーワード

操作したファイル名(フルパス)

 

ファイル名変更

ファイル名変更前のファイル名

ファイル名変更後のファイル名

移動/コピー

移動/コピー元のファイル名(フルパス)

移動/コピー先のファイル名(フルパス)

禁止ドキュメントアクセス

ドキュメントアクセス

アクセスしたファイル名(フルパス)

 

Webアクセス

SNS書き込み

SNS書き込み

アラートとするサービス名

Ameba

Facebook

Google+

mixi

Twitter

書き込みを行ったサービス

Ameba

Facebook

Google+

mixi

Twitter

 

時間外Webアクセス

Webアクセス

アラートとするWebアクセスの時間帯

Webサイトにアクセスした日時

アクセスしたWebサイトのURL

禁止サイトアクセス

アラートとするWebサイトのドメイン/サイト名/URLのキーワード

アクセスしたWebサイトのドメイン/サイト名/URL

 

禁止アップロード

アップロード

クラウドストレージ

Googleドライブ

OneDrive

Dropbox

QualitySoft SecureStorage

クラウドストレージにアップロードしたファイル名

 

Webメール送信

禁止メール送信

送信

アラートとするサービス名

Gmail

Outlook.com

Yahoo!メール

OWA for Office365

送信先メールアドレス(複数ある場合は、カンマ(,)区切りで表示)

メールの件名

PC稼働

時間外利用

時間外利用

アラートとするPCの利用時間帯

PCを利用した時刻(クライアントのローカルタイム)

クライアントに設定されているタイムゾーンの値

プリンター

禁止ドキュメント印刷

印刷

アラートとするドキュメント名

印刷した枚数

印刷したドキュメント名

印刷枚数超過

印刷

アラートとする印刷枚数

印刷した枚数

印刷したドキュメント名

*1リンククローンクライアントの場合、インストーラー設定画面の[操作ログファイル保存先]で指定したドライブの残容量になります。

*2ISM600U_運用設定アイコン.png→[基本ポリシー]→[PC収集]→[操作ログ収集]→[操作ログ収集詳細設定]→[システム]で、アラート通知するクライアントのインストールドライブの残容量を割合で指定している場合は%、容量で指定している場合は容量の単位で表示されます。

*3ISM600U_運用設定アイコン.png→[基本ポリシー]→[PC収集]→[操作ログ収集]→[操作ログ収集詳細設定]→[システム]で、アラート通知するクライアントのインストールドライブの残容量を割合で指定している場合のみ表示されます。

*4新規作成/編集の場合は未承認外部デバイス上のファイルパス、コピー/移動/ファイル名変更の場合はコピー元/移動元/ファイル名変更前のファイル名が表示されます。

MEMO.png   操作ログ/アラートデータの保存期間

ログデータの保存期間は、共通メニューの[(ログイン名)]→[契約情報]→[契約設定(Windows)]/[契約設定(Mac)]→[操作ログ収集]の[データベースへのログ保存期間]で確認できます。

[ログ登録日時]から[データベースへのログ保存期間]の間は、「アラートログ一覧」画面で確認できます。

4アラートログ詳細情報を確認する

(1)

詳細を確認したいアラート種別をクリックします。

クライアント詳細画面が表示されます。

ISM620U_001a.png

(2)

[アラートログ詳細情報]で、アラートログ詳細を確認します。

ISM620U_002.png

MEMO.png   アラート発生時のスクリーンショット

アラート発生時にスクリーンショットを取得する設定にしている場合、アラートログ詳細にISM600U_スクショアイコン.pngが表示されます。ISM600U_スクショアイコン.pngをクリックすると、「スクリーンショット」画面のサムネイルが表示されます。サムネイルはクリックで拡大表示され、アラートが発生した際のスクリーンショットを確認できます。

ISM690U_003.png

重要.png   アラート発生時にスクリーンショットが取得できない場合があります!

次の場合、アラート発生時にスクリーンショットを取得できません。

デスクトップをロックしている場合

[Ctrl]+[Alt]+[Del]で表示されるセキュリティオプション画面を開いている場合

リモートデスクトップで操作中にリモート元でリモートデスクトップの画面を最小化している場合

 

6-2-2.操作ログトレースを確認する

操作ログトレースでは、ファイル操作やWebアクセス、外部デバイス利用など、PCの操作履歴を確認できます。

操作ログを期間やログ種別、重要度、任意のキーワードを指定して検索することで、条件に一致するデータを抽出できます。さらに、検索結果として表示されたファイル名のISM600U_虫眼鏡アイコン.pngをクリックすると、そのファイルについての過去50件分の操作ログを確認できます。

ここでは、例として、ファイル名に“個人”を含むファイル操作をトレースし、個人情報ファイルを作成したり、アクセスしたりしているユーザーがいないかどうかを確認します。

MEMO.png   操作ログトレースの表示件数

操作ログトレースで表示できる件数の上限は10,000件です。

一覧の件数に“10,000+件”と表示されている場合は、10,000件以内になるように検索条件を設定してください。

なお、CSVファイルには10,001件以上出力できます。

1「操作ログトレース」画面を表示する

(1)

メニューから、[操作ログ]を選択します。

(2)

左メニューから、[操作ログトレース]を選択します。

操作ログトレース」画面が表示されます。

2検索条件を指定する

(1)

[検索条件を表示]をクリックします。

(2)

クライアント種別を選択します。

例:[すべて]を選択

ISM600U_104(650加工).png

(3)

[期間]で、検索期間を選択します。

[カスタム]を選択した場合は、[開始]/[終了]で、開始と終了の日時を選択します。

 

時間帯を指定する場合は、[時間帯1]/[時間帯2]にチェックを入れ、検索する時間帯をhh:mm:ssの形式で入力します。

例:[今月]を選択

(4)

[ログ種別]で、検索するログ種別のアイコンをクリックします。

例:[すべて]を選択

(5)

[重要度]で、検索するアラート重要度のアイコンをクリックします。

例:[すべて]を選択

(6)

任意条件を追加する場合は、[キーワード]の[項目]、[比較条件]を指定します。

例:[ファイル名/添付ファイル名]を選択

[比較条件]で[次の値を含む]を選択し、“個人”と入力

(7)

検索条件を複数指定する場合は、ISM600U_プラスアイコン2.pngをクリックして、[AND]/[OR]条件を指定し、(6)、(7)の手順で検索条件を登録します(最大5件)。

(8)

[検索]ボタンをクリックします。

条件に一致する操作ログが表示されます。

MEMO.png   検索に時間がかかることのある検索条件

次の検索条件の場合、検索に時間がかかることがあります。

[期間]の対象期間が長い場合

[キーワード]でハードウェア名、ログオンユーザー名を指定していない場合

[キーワード]で[次の値で終わる]、[次の値を含む]を使用している場合

3操作ログを確認する

(1)

検索条件に一致した操作ログを確認します。

ISM620U_003(650加工).png

MEMO.png   休止/削除したクライアントの操作ログを確認するには

「操作ログトレース」画面では、操作ログの収集対象となっているクライアントをデフォルトで表示しています。ISM680U_操作ログツリーアイコン.pngから、[すべて]を選択すると、休止/削除したクライアントの操作ログを確認できます。

ISM680U_011_1.png

 

確認できる項目は、次の表のとおりです。

表6-2-2-1.[操作ログトレース]表示項目

項目

操作ログ種別

説明

操作ログ種別

全ログ種別

操作ログ種別が表示されます。

[システム]/[外部デバイス]/[ファイル操作]/[Webアクセス]/[Webメール送信]/[PC稼働]/[プリンター]

重要度

重要度が表示されます。

[緊急]/[警告]/[注意]/[‐]

操作種別

操作種別が表示されます。操作ログ種別によって表示される内容が異なります。

システム:[空き容量低下]/[ログ未収集判定]/[Webプラグイン停止]/[システム日時変更]

外部デバイス:[外部デバイス挿入]/[外部デバイス取り出し]/[書き出し]

ファイル操作:[新規作成]/[削除]/[編集]/[ファイル名変更]/[移動]/[コピー]/[ドキュメントアクセス]

Webアクセス:[Webアクセス]/[SNS書き込み]/[アップロード]

Webメール送信:[送信]

PC稼働:[ログオン]/[ログオフ]/[電源ON]/[電源OFF]/[スタンバイ]/[復帰]/[稼働中]/[時間外利用]/[スタンバイ中]

プリンター:[印刷]

ファイル名/添付ファイル名

外部デバイス/
ファイル操作/
Webメール送信

ファイル名/添付ファイル名が表示されます。操作種別によって表示される内容が異なります。

書き出し:新規作成/編集/ファイル名変更/移動/コピーの対象となるファイル名(移動/コピーの場合は、移動/コピー先が外部デバイスの場合のみ取得されます。)

新規作成/削除/編集:操作の対象となるファイル名

ファイル名変更/移動/コピー:操作後のファイル名

ドキュメントアクセス:操作の対象となるファイル名

送信:Webメールに添付されているファイル名(複数ある場合は複数表示されます。)

操作種別が[書き出し]/[新規作成]/[削除]/[編集]/[ファイル名変更]/[移動]/[コピー]の場合、ISM600U_虫眼鏡アイコン.pngをクリックすると「ファイル操作トレース」画面が表示され、ユーザーが行った一連のファイル操作(過去50件分)を確認できます。

ファイルパス

外部デバイス/
ファイル操作

[ファイル名/添付ファイル名]に表示されているファイルのパスが表示されます。

Macクライアントの場合は、[OpticalMedia]/(ファイルパス)の形式で表示されます。

CD/DVD/BD直下にtest.txtを書き込んだ場合
例)[OpticalMedia]

CD/DVD/BD直下のsampleフォルダーにtest.txtを書き込んだ場合
例)[OpticalMedia]/sample

ファイルサイズ

ファイルサイズが表示されます。

変更前ファイル名

ファイル操作

変更される前のファイル名が表示されます。

ISM600U_虫眼鏡アイコン.pngをクリックすると、「ファイル操作トレース」画面が表示され、ユーザーが行った一連のファイル操作(過去50件分)を確認できます。

コピー/移動元ファイルパス

ファイルのコピー、または移動元となるファイルパスが表示されます。

承認済み外部デバイス

外部デバイス

システムに登録されている承認済み外部デバイスを使用したか、未登録の外部デバイスを使用したかが表示されます。

〇:システムに登録されている外部デバイスを使用した

×:システムに登録されていない外部デバイスを使用した

承認済み外部デバイス判定方法

シリアル番号、ベンダーIDなどのデバイス情報か、承認KEYのどちらで承認済み外部デバイスと判定しているかが表示されます。

[デバイス情報]/[承認KEY]

ベンダー名

外部デバイスの製品情報が表示されます。

製品名

シリアル番号

承認KEY

外部デバイスに付与されている承認KEYが表示されます。

ベンダーID

外部デバイスの製品情報が表示されます。

製品ID

WEBブラウザー名/プロセス名

ファイル操作/
Webアクセス/
Webメール送信

WEBブラウザー名/プロセス名が表示されます。操作ログ種別によって表示される内容が異なります。

ファイル操作:使用したプロセス名

Webアクセス/Webメール送信:使用したブラウザー名

メールサービス

Webメール送信

使用したメールサービス名が表示されます。

[Gmail]/[Outlook.com]/[Yahoo!メール]/[OWA for Office365]

サイト名/件名

Webアクセス/
Webメール送信

サイト名/件名が表示されます。操作種別によって表示される内容が異なります。

Webアクセス:アクセスしたWebページのサイト名

SNS書き込み:SNSサイト名

アップロード:クラウドのサービス名

送信:送信したメールの件名

本文

Webメール送信

送信したメールの本文が表示されます。

URL

Webアクセス

アクセスしたWebサイトのURLが表示されます。

ドメイン

アクセスしたWebサイトのドメインが表示されます。

SNSサイト名

アクセスしたSNSサイト名が表示されます。

[Ameba]/[Facebook]/[Google+]/[mixi]/[Twitter]

SNS書き込み内容

SNSサイトに書き込んだ内容が表示されます。

送信元メールアドレス

Webメール送信

メールの送信元メールアドレスが表示されます。

送信先メールアドレス(TO)

メールの送信先メールアドレスが表示されます。複数ある場合は、カンマ(,)区切りで表示されます。

送信先メールアドレス(CC)

送信先メールアドレス(BCC)

ドライブ情報

外部デバイス/ ファイル操作

操作ログ種別/操作種別によって表示される内容が異なります。

外部デバイス:[リムーバブルドライブ]

ファイル操作:[ローカルドライブ]/[ネットワークドライブ]/[リムーバブルドライブ]

操作ログ種別が[ファイル操作]で、[操作種別]が新規作成/削除/編集/ファイル名変更の場合は、対象ファイルのドライブ情報が表示されます。[操作種別]が移動/コピーの場合は、ファイルの移動/コピー先のドライブ情報が表示されます。

前回利用開始日時

PC稼働

PCにログオン/復帰した日時が表示されます。

PC利用時間

PCの利用時間が表示されます。

システムログ情報

システム

操作種別によって表示される内容が異なります。

空き容量低下:アラートとするクライアントのインストールドライブの残容量

ログ未収集判定:ログが収集されていないと判定された日数

Webプラグイン停止:Web アクセスログ、Web メール送信ログの収集に必要なプラグインが不正に停止されたWebブラウザー名

システム日時変更:ログサーバーマシンの時刻と、不正に変更されたあとのクライアントの時刻の差
例)+1日1時間1分

印刷枚数

プリンター

印刷した枚数が表示されます。

プリンター名

印刷したプリンター名が表示されます。

ログ登録日時

全ログ種別

操作ログがシステムに登録された日時が表示されます。

MEMO.png   操作ログ/アラートログデータの保存期間

ログデータの保存期間は、共通メニューの[(ログイン名)]→[契約情報]→[契約設定(Windows)]/[契約設定(Mac)]→[操作ログ収集]の[データベースへのログ保存期間]で確認できます。

[ログ登録日時]から[データベースへのログ保存期間]の間は、「操作ログトレース」画面で確認できます。

4ファイル名を基にトレースする

(1)

ファイル名を基にして、過去の操作を確認する場合は、[ファイル名/添付ファイル名]または[変更前ファイル名]のISM600U_虫眼鏡アイコン.pngをクリックします。

ISM600U_106(640加工).png

 

例:[ファイル名/添付ファイル名]の“【重要】個人情報.txt”をトレース

 

「ファイル操作トレース」画面が表示されます。

取得したログのファイルパス情報を基に、ユーザーが行ったファイル操作を追跡できます。選択したファイルのログ取得日時より、過去の操作履歴が最大50件トレースされます。[検索条件]には、選択したファイル名の情報が表示されています。

(2)

選択したファイルに対して行われた過去の操作を確認します。

結果:“pc11”が新規作成したファイルを“readme.txt”として保存

ISM600U_107.png

 

編集後、“【重要】個人情報.txt”にリネームした

 

[変更前ファイル名]または[ファイル名]のISM600U_虫眼鏡アイコン.pngを再度クリックすることで、選択したファイル名についてさらにトレースできます。

表6-2-2-2.[ファイル操作トレース]表示項目

項目

説明

ログ取得日時

ログを取得した日時が表示されます。

操作ログ種別

ログ種別が表示されます。

[ファイル操作]/[外部デバイス]

操作種別

操作種別が表示されます。操作ログ種別によって表示される内容が異なります。

外部デバイス:[外部デバイス挿入]/[外部デバイス取り出し]/[書き出し]

ファイル操作:[新規作成]/[削除]/[編集]/[ファイル名変更]/[移動]/[コピー]/[ドキュメントアクセス]

コピー/移動元ファイルパス

ファイルのコピー、または移動元となるファイルパスが表示されます。

変更前ファイル名

変更される前のファイル名が表示されます。

ISM600U_虫眼鏡アイコン.pngをクリックすると、再度「ファイル操作トレース」画面が表示され、ユーザーが行った一連のファイル操作を確認できます。

ファイルパス

[ファイル名]に表示されているファイルのパスが表示されます。

ファイル名

操作(ファイル名の変更/移動/コピー)後のファイル名が表示されます。

ISM600U_虫眼鏡アイコン.pngをクリックすると、再度「ファイル操作トレース」画面が表示され、ユーザーが行った一連のファイル操作を確認できます。

ファイルサイズ

ファイルサイズが表示されます。

ドライブ情報

操作ログ種別/操作種別によって表示される内容が異なります。

外部デバイス:[リムーバブルドライブ]

ファイル操作:[ローカルドライブ]/[ネットワークドライブ]/[リムーバブルドライブ]

操作ログ種別が[ファイル操作]で、[操作種別]が新規作成/削除/編集/ファイル名変更の場合は、対象ファイルのドライブ情報が表示されます。[操作種別]が移動/コピーの場合は、ファイルの移動/コピー先のドライブ情報が表示されます。

ベンダー名(*)

外部デバイスの製品情報が表示されます。

製品名(*)

シリアル番号(*)

承認KEY(*)

外部デバイスに付与されている承認KEYが表示されます。

ベンダーID(*)

外部デバイスの製品情報が表示されます。

製品ID(*)

プロセス名

使用したプロセス名が表示されます。

承認済み外部デバイス(*)

システムに登録されている承認済み外部デバイスを使用したか、未承認の外部デバイスを使用したかが表示されます。

〇:承認済み外部デバイスを使用した

×:未承認の外部デバイスを使用した

承認済み外部デバイス判定方法(*)

シリアル番号、ベンダーIDなどのデバイス情報か、承認KEYのどちらで承認済み外部デバイスと判定しているかが表示されます。

[デバイス情報]/[承認KEY]

ログ登録日時

ログがシステムに登録された日時が表示されます。

[操作ログ種別]が[外部デバイス]の操作ログをファイル操作トレースした場合に表示される項目です。

MEMO.png   対象ログオンユーザーの操作のみトレースする

[トレースオプション]の[対象ログオンユーザーの操作のみトレースする]は、[ログオンユーザー名]に表示されているログオンユーザーのみの操作をトレースする場合にチェックを入れます。

[トレースオプション]は、「ファイル操作トレース」画面の[検索条件を表示]をクリックすると表示されます。

[対象ログオンユーザーの操作のみトレースする]にチェックを入れない場合は、[ファイル名]に表示されているファイルを操作したすべてのログオンユーザーがトレースされます。

 

6-2-3.PC稼働ログアラートを確認する

PC稼働ログアラートでは、何時にログオン/ログオフになったか、何時まで稼働していたかなどのPC稼働状況を確認できます。

事前設定.png

ISM600U_運用設定アイコン.png→[基本ポリシー]→[PC収集]→[操作ログ収集]→[操作ログ収集詳細設定]→[PC稼働]でPC稼働ログを収集するよう設定し、業務時間を指定します。

MEMO.png   PC稼働ログアラートの表示件数

PC稼働ログアラートで表示できる件数の上限は10,000件です。

10,000件を超えると[次の20件]ボタンがグレーアウトするため、10,000件以内になるように検索条件を設定してください。

なお、CSVファイルには10,001件以上出力できます。

1「PC稼働ログアラート」画面を表示する

(1)

メニューから、[操作ログ]を選択します。

(2)

左メニューから、[PC稼働ログアラート]を選択します。

「PC稼働ログアラート」画面が表示されます。

2表示期間を指定する

(1)

[表示期間]で、表示する期間を選択します。

デフォルトでは、本日から過去7日間が表示期間となっています。

ISM600U_111.png

(2)

[タイムゾーン]で、タイムゾーンを選択します。

(3)

[検索]ボタンをクリックします。

条件に一致するPC稼働ログが表示されます。

3PC稼働ログを確認する

(1)

PC稼働ログを確認します。

ISM600U_112.png

MEMO.png   休止/削除したクライアントのPC稼働ログを確認するには

「PC稼働ログアラート」画面では、PC稼働ログの収集対象となっているクライアントをデフォルトで表示しています。ISM680U_操作ログツリーアイコン.pngから、[すべて]を選択すると、休止/削除したクライアントのPC稼働ログを確認できます。

ISM680U_011_2.png

 

確認できる項目は、次の表のとおりです。

表6-2-3-1.[PC稼働ログアラート]表示項目

項目

説明

日付

業務時間外にユーザーがPCを利用した日付が表示されます。

業務時間

ISM600U_運用設定アイコン.png→[基本ポリシー]→[PC収集]→[操作ログ収集]→[操作ログ収集詳細設定]→[PC稼働]で設定した業務時間が表示されます。[タイムゾーン]の設定と、クライアントのタイムゾーンが異なる場合、括弧内に時差が表示されます。

グラフ(0~23時)

PCの稼働状況が30分単位で色別表示されます。

ISM600U_PC稼働ログ白.png(白色):電源OFFの状態

ISM600U_PC稼働ロググレー.png(灰色):電源ONで未使用(ログオフ)状態

ISM600U_PC稼働ログ青.png(青色):ログオン中

ISM600U_PC稼働ログオレンジ.png(オレンジ色):スタンバイ(スリープ)中

ISM600U_PC稼働ログ赤.png(赤色):時間外利用

4PC稼働ログ詳細情報を確認する

(1)

詳細を確認したいクライアントをクリックします。

クライアント詳細画面が表示されます。

ISM600U_112a.png

(2)

[PC稼働ログ詳細情報]で、PC稼働状況を確認します。

確認できる項目は、次の表のとおりです。

ISM600U_113(650加工).png

表6-2-3-2.[PC稼働ログ詳細情報]表示項目

項目

説明

日付

業務時間外にPCを利用した日付が表示されます。

IPアドレス

IPアドレスが表示されます。

業務時間

Windowsクライアントの業務時間が表示されます。

Windowsクライアントのタイムゾーンと[タイムゾーン]で設定したタイムゾーンが異なる場合、括弧内に時差が表示されます。

業務時間リスト

PC稼働状況の詳細が表示されます。

 

時刻

イベントが発生した時刻が表示されます。業務時間外の場合は、赤色で表示されます。

操作種別

操作種別が表示されます。業務時間外の場合は、赤色で表示されます。

[ログオン]/[ログオフ]/[電源ON]/[電源OFF]/[スタンバイ]/[復帰]/[稼働中]/[時間外利用]/[スタンバイ中]

ログオンユーザー名

ログオンユーザー名が、(ドメイン/ハードウェア名)\ユーザー名の形式で表示されます。

MEMO.png   メッセージ通知/メール送信する場合

PC稼働状況に問題がある場合など、クライアントに対して通知したい内容がある場合はメッセージ通知/メール送信ができます。

一覧で、クライアントのチェックボックスにチェックを入れます。

メッセージ通知を行う場合は、表示される機能アイコンからISM600U_オレンジ...アイコン.png→[メッセージ通知]をクリックします。

メールを送信する場合は、ISM600U_メールアイコン.pngをクリックします。

メッセージ、またはメールの内容を入力し、[送信]ボタンをクリックします。

ISM600U_112c(620加工).png