4-4.ウイルス対策ソフトウェアのインストール状況を確認する

Windows/Androidクライアントにインストールされているウイルス対策ソフトウェアを確認できます。

ここでは、例として、“xxx Antivirus (x64)”がインストールされているWindowsクライアントを確認する手順について説明します。

対象クライアント:ISM600U_Windowsアイコン_大きめ.png ISM600U_Androidアイコン_大きめ.png

1「ウイルス対策ソフトウェア一覧」画面を表示する

(1)

メニューから、[ソフトウェア]を選択します。

(2)

左メニューから、[ウイルス対策ソフトウェア一覧]をクリックします。

 

「ウイルス対策ソフトウェア一覧」画面が表示されます。

2ウイルス対策ソフトウェアをインストールしているクライアントを確認する

(1)

ハードウェア種別を選択します。

例:ISM600U_Windowsアイコン.pngを選択

 

選択したハードウェア種別のクライアントにインストールされているウイルス対策ソフトウェア一覧が表示されます。

確認できる項目は次の表のとおりです。

表4-4-1.[ウイルス対策ソフトウェア一覧]表示項目

項目

説明

製品名

ウイルス対策ソフトウェアの製品名が表示されます。

プログラムバージョン

ウイルス対策ソフトウェアのプログラムバージョンが表示されます。

プログラムバージョンが最新でない場合は、赤色で表示されます。

ウイルス対策ソフトウェアのメーカーサポートが終了している場合は、“9.999.9999”と表示されることがあります。なお、製品によって表示されるフォーマットが異なります。

インストールクライアント数

ウイルス対策ソフトウェアをインストールしているクライアントの数が表示されます。

ハードウェア種別

ハードウェア種別が表示されます。

[Windows]/[Android]

(2)

詳細を確認したいウイルス対策ソフトウェア名をクリックします。

例:[xxx Antivirus (x64)]を選択

ISM600U_527.png

 

ウイルス対策ソフトウェア詳細画面が表示されます。

確認できる項目は次の表のとおりです。

表4-4-2.ウイルス対策ソフトウェア詳細画面

項目

説明

ハードウェア名

クライアントのコンピューター名が表示されます。

クライアント種別

クライアントのプログラムの種類が表示されます。

OS

クライアントのOSが表示されます。

Windows 10 / 11 バージョン(*1)

Windows 10/Windows 11(Windows Server 2016/Windows Server 2019/Windows Server 2022を含む)のバージョン番号が表示されます。

Windows 10 / 11 更新モデル(*1)

Windows 10/Windows 11の更新モデルが表示されます。

[LTSC]/[LTSB]/[SAC]/[SACT]/(空欄)

利用者名

端末を利用しているユーザーの氏名が表示されます。

グループ名

クライアントが所属するグループ名が表示されます。

エンジンバージョン(*1)

ウイルス対策ソフトウェアのエンジンバージョンが表示されます。

エンジンバージョンが古い場合は、赤色で表示されます。

パターンバージョン(*1)

ウイルス対策ソフトウェアのパターンファイルのバージョンが表示されます。

パターンバージョンが古い場合は、赤色で表示されます。

常駐状態(*1)

ウイルス対策ソフトウェアの常駐状態が表示されます。

稼働状況(*2)

ウイルス対策ソフトウェアの稼働状況が表示されます。

最新エンジンバージョン(*1)

最新のエンジンバージョンが表示されます。

最新パターンバージョン(*1)

最新のパターンファイルのバージョンが表示されます。

最新バージョン(*2)

最新のプログラムバージョンが表示されます。

インベントリ取得日時

インベントリが取得された日時が表示されます。

クライアントID

管理するために割り振られたユニークなIDが表示されます。

*1Windowsクライアントのみ表示されます。

*2Androidクライアントのみ表示されます。

(3)

対象のウイルス対策ソフトウェアがインストールされているクライアントを確認します。

結果:“xxx Antivirus (x64)”がインストールされているWindowsクライアントは2台で、開発部と営業部が所有する端末1台ずつにインストールされている

ISM600U_210(640加工).png

3クライアントへの対応を検討する

(1)

次の表を参考に、クライアントへの対応を検討します。

表4-4-3.クライアントへの対応

対応方法

設定方法

ウイルス対策ソフトウェアのエンジンバージョンが古い場合、インベントリの即時収集をして、最新のインベントリを取得します。

ウイルス対策ソフトウェア詳細画面で、インベントリの即時収集をしたいクライアントのチェックボックスにチェックを入れ、表示される機能アイコンからISM600U_オレンジ...アイコン.png→[インベントリ収集]を選択します。

[プログラムバージョン]が古いバージョンの場合は、配布機能を使用して、ウイルス対策ソフトウェアをバージョンアップします。

ウイルス対策ソフトウェア詳細画面で、インベントリの即時収集をしたいクライアントのチェックボックスにチェックを入れ、表示される機能アイコンからISM600U_配布アイコン.pngをクリックします。

「配布選択」画面で、実行する配布設定を選択し、[実行]ボタンをクリックします。

ISM620U_109_2.png

[エンジンバージョン]、[パターンバージョン]が古い場合は、ユーザーに更新するよう通知します。

ウイルス対策ソフトウェア詳細画面で、通知したいクライアントのチェックボックスにチェックを入れます。

メッセージ通知を行う場合は、表示される機能アイコンからISM600U_オレンジ...アイコン.png→[メッセージ通知]をクリックします。メールを送信する場合は、ISM600U_メールアイコン.pngをクリックします。

メッセージ、またはメールの内容を入力し、[送信]ボタンをクリックします。

ISM620U_108_3.png

[常駐状態]が非常駐の場合は、ユーザーに更新するよう通知します。