リモートコントロールは、ネットワークを通じてクライアントを遠隔操作するシステムです。
リモートコントロールを利用することにより、効率のよいメンテナンスサービスが行えます。
本サービスのリモートコントロールには、ローカルリモコン、インターネットリモコン、クイックリモコンの3種類があります。ローカルリモコンでは、直接接続可能なネットワーク(LAN)内のみでリモート操作ができます。インターネットリモコン、クイックリモコンでは、外出中や海外の端末など、インターネットに接続されているクライアントをリモート操作できます。
提供されているリモートコントロール機能については、共通メニューの[(ログイン名)]→[契約情報]→[契約設定(Windows)]/[契約設定(Mac)](*)→[リモートコントロール]の[契約情報]で確認できます。 *Macクライアントで利用できるリモートコントロールは、クイックリモコンのみです。そのため、[契約設定(Mac)]では、クイックリモコンが提供されているかどうかのみ確認できます。 |
3-9-1.ローカルリモコン/インターネットリモコンを利用する
ローカルリモコン/インターネットリモコンを利用する方法について説明します。
インターネットリモコンでは、外出中や海外の端末など、インターネットに接続されているRCクライアントをリモートコントロールできます。ローカルリモコンでは、直接接続可能なネットワーク(LAN)内のみでリモートコントロールができます。インターネットリモコンの提供については、サービスプロバイダー/サービス管理者にお問い合わせください。
対象クライアント:(*)
*ローカルリモコンは、スタンダード/リンククローンクライアントに対応しています。インターネットリモコンは、スタンダードクライアントのみ対応しています。
ローカルリモコン/インターネットリモコンでできる操作は、次のとおりです。
・RCクライアントのクリップボードの内容を取得
・RCコンソールPCのクリップボードの内容をRCクライアントに送信
・RCコンソールPCとRCクライアント間でのファイル/フォルダーの転送
・RCクライアントのシステムをログオフ/再起動/シャットダウン
RCコンソールとRCクライアントの接続方式(ローカルリモコン/インターネットリモコン)は、同じ方式でインストールする必要があります。 |
画面表示色数が65,536色未満の場合、RCクライアント側の画面が正常に表示されません。 |
リモートコントロール対象PCにRCクライアントプログラム、管理者のPCにRCコンソールプログラムを導入します。各インストーラーは、 |
リモートコントロールを開始する手順について説明します。
Windows 10 バージョン 1607/1703の場合、ビルトインのAdministratorアカウントではRCコンソールを起動できません。ビルトインのAdministratorアカウント以外のユーザーでログオンしてください。 |
1RCクライアントを選択する
(1) |
メニューから、[ハードウェア]を選択します。 |
|
(2) |
左メニューから、[ハードウェア一覧]を選択します。 クライアント一覧が表示されます。 |
|
(3) |
リモートコントロールしたいRCクライアントの[クライアント接続状態]が[オンライン]であることを確認します。 |
|
[クライアントの接続状態]が[オンライン]と表示されている場合、Windowsクライアントがシステムサーバーと最後に通信してから30分以内であることを示します。ただし、ユーザーコンソールからの即時実行機能が無効の場合は、4時間以内にオンラインであったという条件で接続状態が表示されます。そのため、リモートコントロールしたいRCクライアントが[オンライン]と表示されていても、実際はオフラインである(4時間前にオンラインであった)可能性があります。 [クライアント接続状態]で確認できるステータスの詳細については、以下を参照してください。 |
(4) |
リモートコントロールしたいRCクライアントを選択します。 クライアント詳細画面が表示されます。 |
2RCコンソールを起動する
(1) |
|
|
(2) |
“ConnectInfo.bat”(RCクライアントに接続するための接続情報ファイル)の保存先を指定するためのメッセージが表示されますので、[保存]ボタンをクリックします。 |
|
(3) |
ダウンロード完了のメッセージが表示されますので、[実行]ボタンをクリックします。 |
|
|
RCコンソールが起動します。 確認できる項目は、次の表のとおりです。 |
表3-9-1-1.RCコンソール メニュー一覧 |
項目 |
説明 |
|
---|---|---|
言語選択 |
RCコンソールの表示言語を選択します。 |
|
|
英語 |
RCコンソールの表示言語を、英語/日本語/中国語に切り替えることができます。 切り替え後はRCコンソールを再起動する必要があります。 |
日本語 |
||
中国語 |
||
確認(*) |
チェックを入れてリモートコントロールを開始すると、RCクライアントにリモートコントロールの許可を求めるメッセージが表示されます。 RCクライアントが[はい]ボタンをクリックすると、リモートコントロールが開始されます。 |
|
アイコン表示(*) |
チェックを入れてリモートコントロールを開始すると、RCクライアントのデスクトップに、リモートコントロール中であることを示すアイコン( |
*チェックボックスのチェック有無の状態は、前回接続時の設定が反映されます。デフォルトでは、チェックが外れています。
Internet Explorerでは、Webブラウザーから直接“ConnectInfo.bat”を実行できません。ファイルをダウンロードし、保存してから実行してください。 |
3リモートコントロールを開始する
(1) |
ユーザーに許可を求めてからリモートコントロールを開始する場合は、[確認]にチェックを入れます。 リモートコントロール中であることを示すアイコンを表示する場合は、[アイコン表示]にチェックを入れます。 |
|
(2) |
[リモートコントロール開始]ボタンをクリックします。 |
|
|
「RC Viewer」画面が表示され、リモートコントロールが開始されます。 |
|
RCクライアントプログラムのアンインストールをせずに端末を破棄した、レンタルで使用していた端末を返却したなどの理由で、RC(システム)サーバーに登録されているクライアントの情報が削除されずに、契約しているインターネットリモコン利用台数の上限に達している可能性があります。 サービスプロバイダー/サービス管理者にお問い合わせください。 |
「RC Viewer」画面の表示方式を変更できます。
必要に応じて表示色数や「RC Viewer」画面のウインドウサイズを変更できます。
表3-9-1-2.[表示]メニュー |
メニュー名 |
説明 |
---|---|
表示色数 |
表示色数を選択できます。 [8ビットカラー]/[16ビットカラー]/[24ビットカラー] |
縮小表示 |
「RC Viewer」画面のRCクライアント画面が、ウインドウサイズに合わせたサイズで表示されます。 |
全画面表示 |
「RC Viewer」画面が全画面で表示されます。 [デスクトップの表示のみ]を有効にした場合に選択できます。 |
デスクトップの表示のみ |
RCコンソールPC側からは、RCクライアントの操作は行えない状態(RCクライアントのデスクトップ画面が表示されるのみ)で「RC Viewer」画面が開きます。 |
RCクライアントのクリップボードの内容を取得、またはRCコンソール側のクリップボードの内容をRCクライアントに送信することができます。
RCクライアントがコピーした内容を取得したり、RCコンソール側でのみ管理する情報(ライセンスキーなど)をコピーしてRCクライアントに送信したりする場合に使用する機能です。
表3-9-1-3.[クリップボード]メニュー |
メニュー名 |
説明 |
---|---|
クライアントから取得 |
RCクライアントのクリップボードの内容を、RCコンソールPCにコピーします。 |
クライアントへ送信 |
RCコンソールPCのクリップボードの内容を、RCクライアントにコピーします。 |
3-9-1-4.RCコンソールとRCクライアント間でファイル/フォルダーを転送する
RCコンソールとRCクライアント間でファイルまたはフォルダーを転送することができます。
ここでは、例として、RCクライアントのローカルにあるフォルダーをRCコンソールPCに転送する手順について説明します。
1フォルダーを転送する
(1) |
メニューから、[クライアント]→[ファイル転送]の順に選択します。 「ファイル転送」画面が表示されます。 |
|
(2) |
[ローカル]で、フォルダーを保存する場所を選択します。 [ローカルパス]に、選択したフォルダーパスが表示されます。 |
|
(3) |
[リモート]で、転送するフォルダーを右クリックして表示されるコンテキストメニューから、[転送]を選択します。 [リモートパス]に、選択したフォルダーパスが表示されます。 (2)で選択した場所にファイルが転送されます。 転送するファイルを選択し、[ローカル]にドラッグ&ドロップすることでも転送できます。 |
|
|
各コンテキストメニューの詳細については、次の表を参考にしてください。 |
表3-9-1-4.コンテキストメニュー |
メニュー |
説明 |
---|---|
転送 |
選択しているファイル/フォルダーを転送します。 |
フォルダー作成 |
選択しているパスにフォルダーを新規作成します。ファイルを選択しているときは利用できません。 |
削除 |
選択しているファイル/フォルダーを削除します。 |
リネーム |
選択しているファイル/フォルダー名を変更します。 |
3-9-1-5.RCクライアントのシステムをログオフ/再起動/シャットダウンする
RCクライアントを、強制ログオフ/強制再起動/強制シャットダウンできます。
表3-9-1-5.[クライアント]メニュー |
メニュー名 |
説明 |
---|---|
強制ログオフ |
RCクライアントを強制ログオフできます。 |
強制再起動 |
RCクライアントを強制再起動できます。 |
強制シャットダウン |
RCクライアントを強制シャットダウンできます。 |
<Ctrl><Alt><Del>の送信 |
RCクライアントに[Ctrl]+[Alt]+[Del]のコマンドを送信できます。 |
クイックリモコンを利用する方法について説明します。
クイックリモコンは、QRCエージェントがインストールされたクライアントを直接通信できるネットワーク(LAN)内、またはインターネット経由で、リモートコントロールできる機能です。
VPN接続等を必要とせず、インターネットに接続できる環境であれば、社内外問わずリモートコントロールできます。
対象クライアント:(*1)
(*2)
*1スタンダードクライアントのみ対応しています。
*2QRCコンソールプログラムは対応していません。Macクライアントをリモートコントロールする場合は、WindowsクライアントのQRCコンソールから開始します。
クイックリモコンでできる操作は、次のとおりです。
・QRCクライアントのクリップボードの内容を取得(*1)
・QRCコンソールPCのクリップボードの内容をQRCクライアントに送信
・QRCコンソールPCとQRCクライアント間でのファイルの転送(*2)
・QRCクライアントのシステムをログアウト/ロック/再起動/シャットダウン
*1WindowsのQRCクライアントのみ対応しています。
*2ファイルの転送のみ対応しています。フォルダーの転送はできません。
MacのQRCクライアントをリモートコントロールする場合、以下の注意点があります。 ・リモートコントロールする端末にログインしておく必要があります。 ・[Fn]キーの操作、および[Fn]キーを使用した組み合わせの操作は動作しません。 ・マルチディスプレイのMacクライアントには対応していません。 |
クライアントを導入するためのインストーラーで、クイックリモコンの対象にするように設定します。
インストーラーでクイックリモコンの対象にするよう設定していない場合は、 リモートコントロール対象PCにQRCエージェントを、管理者のPCにQRCコンソールプログラム(*)を導入します。各インストーラーは、
*QRCコンソールプログラムは、Windowsクライアントのみ対応しています。Macクライアントをリモートコントロールする場合は、WindowsクライアントのQRCコンソールから開始します。 |
リモートコントロールを開始する手順について説明します。
クイックリモコンでは、複数のQRCクライアント(最大10台)を同時にリモートコントロールできます。
1リモートコントロールするQRCクライアントを選択する
(1) |
メニューから、[ハードウェア]を選択します。 |
|
(2) |
左メニューから、[ハードウェア一覧]を選択します。 クライアント一覧が表示されます。 |
|
(3) |
リモートコントロールしたいQRCクライアントを選択します。 クライアント詳細画面が表示されます。 |
2QRCコンソールを起動する
(1) |
「リモートコントロールの開始」画面が表示されます。 システムダイアログが表示された場合は、[QRC Consoleを開く]または[開く]ボタンをクリックしてQRCコンソールを起動してください。 |
|
(2) |
[閉じる]ボタンをクリックします。 「(QRCクライアントのコンピューター名)をリモートコントロールします」画面(QRCコンソール)が表示されます。 |
|
QRCクライアントの接続状態は、アイコンで確認できます。 ・ ・ アイコンをクリックするとクライアントの接続状態が再取得され、オンラインであればリモートコントロールが開始されます。オフラインの場合は開始されません。 |
QRCコンソールの表示言語は、QRCコンソールを表示している端末のOS言語が識別され、自動的に設定されます。 ユーザーコンソールの表示言語は引き継がれません。また、QRCコンソールで言語の切り替えはできません。 |
QRCコンソールが起動しない場合は、QRCコンソールプログラムをインストールするか再インストールしてください。 |
3リモートコントロールを開始する
(1) |
リモートコントロールを開始するための設定をします。 設定できる項目は、次の表のとおりです。 |
|
表3-9-2-1.QRCコンソール メニュー一覧 |
項目 |
説明 |
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---|---|---|
|
リモートコントロール時の詳細設定をします。 |
|
|
無操作時切断 |
リモートコントロール操作を行っていない場合に、自動的に通信を切断するまでの時間を選択します。 [10分]/[30分]/[1時間]/[3時間]/[8時間] |
ビットレート制限 |
1秒あたりに送信される最大ビット数を選択します。 ビットレートの値が高ければ操作性が向上しますが、データ通信量は増加します。 [制限なし]/[5 Mbps]/[3 Mbps]/[1 Mbps]/[500 kbps]/[300 kbps]/[100 kbps] |
|
フレームレート制限 |
1秒あたりに送信される最大フレーム数を選択します。 フレームレートの値が高ければ動きがスムーズになりますが、データ通信量は増加します。 [制限なし]/[20 fps]/[10 fps]/[5 fps] |
|
画像の縮小 |
転送する画像の縮小率を選択します。 画像を縮小すると画質は下がりますが、データ通信量は減少します。 [100%]/[75%]/[66%]/[50%]/[33%]/[25%] |
|
対象デスクトップ |
QRCクライアントが複数のディスプレイを使用している場合に、リモートコントロールするディスプレイを選択します。 ・[全画面]:QRCクライアントが接続しているすべてのディスプレイをリモートコントロールする ・[(ディスプレイ名)]:任意のディスプレイを選択してリモートコントロールする |
|
|
[対象デスクトップ]の情報を更新します。 |
|
クリップボード転送モード(*) |
クリップボードの転送モードを選択します。テキストのみ転送できます(10,000文字まで)。 ・[転送しない]:QRCコンソールとQRCクライアント間でクリップボードの内容を転送しない ・[コンソールのクリップボードのみ転送する]:QRCコンソールの端末のクリップボードの内容のみ転送する ・[クライアントのクリップボードのみ転送する]:QRCクライアントのクリップボードの内容のみ転送する ・[相互に転送する]:QRCコンソールとQRCクライアント間でクリップボードの内容を転送する |
|
閲覧モード |
閲覧モードでリモートコントロールを開始する場合にチェックを入れます。 閲覧モードでは、マウス操作、キーボード操作はできません。 |
|
クライアントに許可を求める |
QRCクライアントにリモートコントロールの許可を求めるメッセージを表示する場合にチェックを入れます。 QRCクライアント側で拒否した場合はリモートコントロールを開始できません。 |
*WindowsのQRCクライアントのみ対応しています。なお、ファイルやフォルダー、画像の転送はできません。
セッションごとに再設定する必要があります。 |
(2) |
[開始]ボタンをクリックします。 |
|
|
「(QRCクライアントのコンピューター名)」画面が表示され、リモートコントロールが開始されます。 [クライアントに許可を求める]にチェックを入れた場合は、「リモートコントロールが許可されるのを待っています...」というメッセージが表示され、許可されるとリモートコントロールが開始されます。 |
|
ほかの管理者がリモートコントロールしているQRCクライアントに接続しようとした場合、QRCコンソールに次のメッセージが表示され、リモートコントロールを開始できません。 強制的にリモートコントロールを開始する場合は、[ほかの管理者のリモートコントロールを強制的に終了する]にチェックを入れて[再接続]ボタンをクリックします。 先に接続していた管理者のQRCコンソールには次のメッセージが表示され、通信が切断されます。 |
QRCコンソールの→[ショートカットキーの送信]を選択すると、QRCクライアントに対してショートカットキーを送信できます。
なお、閲覧モードの場合は選択できません。
[ショートカットキーの送信]メニューは、WindowsのQRCクライアントにのみ有効です。
表3-9-2-2.[ショートカットキーの送信]メニュー |
メニュー名 |
説明 |
---|---|
Ctrl + Alt + Delete |
[Ctrl]+[Alt]+[Delete]を送信します。 |
Windows |
[Windows]キーを送信します。 |
Windows + R |
「ファイル名を指定して実行」画面を表示します。 |
Windows + D |
QRCクライアントのデスクトップを表示します。 |
QRCコンソールの→[フルスクリーン]を選択すると、QRCクライアントを全画面で表示できます。
全画面表示を解除する場合は、→[フルスクリーンを解除]を選択します。
QRCコンソールの→[閲覧モードに切替]/[操作モードに切替]を選択すると、閲覧モードと操作モードを切り替えることができます。
操作モードでは、QRCコンソールのすべての機能が利用できます。
閲覧モードでは、[ショートカットキーの送信]、[ファイルの転送]→[ファイルの送信]/[ファイルの受信]、[システム]は利用できません。また、操作モードで開始したファイル転送の中止もできません。
3-9-2-5.QRCコンソールとQRCクライアント間でファイルを転送する
QRCコンソールの→[ファイルの転送]を選択すると、QRCコンソールとQRCクライアント間でファイルを転送することができます。同時に3ファイルまで転送できます。
転送されたファイルは、転送先のダウンロードフォルダーに保存されます。
なお、閲覧モードの場合は[ファイルの送信]と[ファイルの受信]は選択できません。[ファイル転送状況]は選択できますが、操作モードで開始したファイルの転送は中止できません。
表3-9-2-5.[ファイルの転送]メニュー |
メニュー名 |
説明 |
---|---|
ファイルの送信 |
QRCクライアントにファイルを送信できます。 [ファイルの送信]を選択すると、「開く」画面が表示されます。送信するファイルを選択して[開く]ボタンをクリックすると、QRCクライアントのダウンロードフォルダーにファイルが転送されます。 なお、ダウンロードフォルダーに、送信するファイルと同じファイル名のファイルがすでに存在する場合、ファイル名に連番が振られて別のファイルとして保存されます。 |
ファイルの受信 |
QRCクライアントからファイルを受信できます。 [ファイルの受信]を選択すると、「ファイルの受信」画面が表示されます。 ファイルを絶対パス(*)で指定して[受信する]ボタンをクリックすると、QRCコンソールの端末のダウンロードフォルダーにファイルが転送されます。転送するファイルを開いている場合は、閉じてから転送してください。 なお、ダウンロードフォルダーに、受信するファイルと同じファイル名のファイルがすでに存在する場合、ファイル名に連番が振られて別のファイルとして保存されます。 |
ファイル転送状況 |
ファイルの転送状況を確認できます。 [ファイル転送状況]を選択すると、「ファイル転送状況」画面が表示され、転送の進捗状況の確認と、受信したファイルの保存場所を開く操作ができます。 「ファイル転送状況」画面のアイコンについては次のとおりです。 ① ② ③ ファイルの転送状況( ④ |
*ネットワークパスを指定する場合、Windowsのパス形式のみ指定可能です。
ネットワークが断続的に途切れた場合、リモートコントロールは継続して行われますが、ファイル転送には失敗します。 無線ネットワークで失敗する場合は、有線ネットワークに切り替えて転送してください。 |
[ファイルの受信]の初回実行時、受信するファイルのパスへのアクセス許可を求めるメッセージが表示されますので、クライアント側で[OK]ボタンをクリックしてください。 |
3-9-2-6.QRCクライアントのシステムをログアウト/ロック/再起動/シャットダウンする
QRCコンソールの→[システム]を選択すると、QRCクライアントをログアウト/ロック/再起動/シャットダウンできます。
なお、閲覧モードの場合は選択できません。
表3-9-2-6.[システム]メニュー |
メニュー名 |
説明 |
---|---|
ログアウト |
QRCクライアントを強制ログアウトできます。 |
ロック |
QRCクライアントを強制ロックできます。 |
再起動 |
QRCクライアントを強制再起動できます。 |
シャットダウン |
QRCクライアントを強制シャットダウンできます。 |
QRCコンソールの→[メニュー位置の変更]を選択すると、
の表示位置を変更できます。
表3-9-2-7.[メニュー位置の変更]メニュー |
メニュー名 |
説明 |
---|---|
左上 |
メニューをQRCコンソールの左上に表示できます。 |
右上 |
メニューをQRCコンソールの右上に表示できます。 |
右下 |
メニューをQRCコンソールの右下に表示できます。 |
左下 |
メニューをQRCコンソールの左下に表示できます。 |
上中央 |
メニューをQRCコンソールの上中央に表示できます。 |
QRCコンソールの→[リモートコントロールの終了]を選択すると、リモートコントロールを終了できます。