11-1. 共通

メイン画面の上部に表示されているメニューから確認できる項目について説明します。

 

11-1-1.契約情報

サービスプロバイダー/サービス管理者が登録した顧客コードや組織名、各クライアントの種別で使用できる機能と各種サーバー情報などの詳細情報が確認できます。

共通メニューの[(ログイン名)]→[契約情報]を選択すると表示されます。

表11-1-1.契約情報

項目

説明

顧客情報

サービスプロバイダー/サービス管理者が登録した顧客に関する情報が表示されます。

 

顧客コード

顧客情報が表示されます。

顧客名

顧客名(よみがな)

代表者氏名

郵便番号

住所1~3

電話番号

FAX番号

コンピューター契約数

スマートデバイス契約数

契約開始日

契約開始日が表示されます。

契約満了日

契約満了日が表示されます。

契約設定(Windows)

Windowsクライアントの契約設定内容が表示されます。

 

インベントリ収集・設定同期

インベントリ収集と設定同期用サーバーのIPv4/IPv6アドレスが表示されます。

[追加収集設定]では、ハードウェアインベントリ以外で収集する情報が表示されます。

[ソフトウェアインベントリを収集する]/[INIファイルインベントリを収集する]/[レジストリインベントリを収集する]

ユーザーコンソールからの即時実行

ユーザーコンソールからの即時実行機能が有効な場合、PUSH要求確認サーバーのIPv4/IPv6アドレスが表示されます。

OSがWindows 8以降のEnterprise/Pro(Windows 10/Windows 11の場合は、Education/Businessを含む)のクライアントに対して、リモートロックや指定フォルダー削除操作ができます。
また、クライアントの種別にかかわらず、インベントリ収集と設定同期ができます。

PUSH要求確認の通信は、10分間隔です。ただし、サービスプロバイダー/サービス管理者の設定によって異なります。

配布

配布ダウンロードサーバーのIPv4/IPv6アドレスが表示されます。

配布開始後、10分間隔で配布ダウンロードサーバーと通信します。ただし、サービスプロバイダー/サービス管理者の設定によって異なります。

ローカル配布管理

ローカル配布管理サーバーのIPv4/IPv6アドレスが表示されます。

ローカル配布やファイル/フォルダー配布で組織内ファイルサーバーからの配布ファイルダウンロード制御ができます。ネットワーク帯域や最大同時ダウンロード数を制御できます。

リモートコントロール

契約形態が[ローカルリモコン]の場合、契約形態のみが表示されます。

契約形態が[インターネットリモコン]の場合、次の項目が表示されます。

[サーバーアドレス]:リモコンサーバーのアドレス

[ポート番号]:使用する通信ポート

[契約数]:インターネットリモコンの契約ライセンス数

[同時リモコン数]:同時にリモートコントロールできるRCクライアント数

[同時ファイル転送数]:同時に転送できるファイルの上限数

[最大転送サイズ]:転送ファイルの最大ファイルサイズ(MB)

契約形態が[クイックリモコン]の場合、次の項目が表示されます。(*1)

[サーバーアドレス(IPv4)]:QRCシステムサーバーのIPv4アドレス

[サーバーアドレス(IPv6)]:QRCシステムサーバーのIPv6アドレス

[TURN/STUNサーバー]:QRCコンソールとQRCクライアントが直接通信できない場合の中継サーバー

[契約数]:クイックリモコンの契約数(WindowsとMacの合計)

外部デバイス制御(*1)

外部デバイス制御機能が有効な場合、外部デバイス制御の契約ライセンス数(WindowsとMacの合計)と外部デバイスの使用履歴保存期間が表示されます。この期間を過ぎると外部デバイス使用履歴と外部デバイス使用申請一覧の情報が削除されます。

操作ログ収集(*1)

操作ログ収集機能が有効な場合、操作ログ収集の契約ライセンス数(WindowsとMacの合計)と取得できるログ種別、データベースサーバーへのログ保存期間とアーカイブCSVを保存する期間が表示されます。

取得可能なログ種別は、次のとおりです。

[外部デバイス書き出し]/[ファイル操作]/[Webアクセス]/[Webメール]/[PC稼働]/[プリンター]

ディスク暗号(*1)

FDEディスク暗号機能が有効な場合、FDEディスク暗号の契約ライセンス数が表示されます。

ふるまい検知(*1)

ふるまい検知機能が有効な場合、ふるまい検知の契約ライセンス数が表示されます。

クラウド配布(QSS連携)(*2)

QSSサーバーのアドレスが表示されます。
QSSとの連携が可能な場合は [利用可能] と表示されます。

就業時間管理

勤怠データ登録サーバーのIPv4/IPv6アドレス、データベースへの勤怠データの保存期間が表示されます。

Windows 10 / 11 アップデート支援(*1)

Windows 10 / 11 アップデート支援機能が有効な場合、Windows 10 / 11 アップデート支援の契約ライセンス数が表示されます。

ISM LogAnalytics(*1)

ISM LogAnalyticsが有効な場合、次の項目が表示されます。

[契約数]:ISM LogAnalyticsの契約数(WindowsとMacの合計)

[利用開始日]:ISM LogAnalyticsの利用開始日

[利用終了日]:ISM LogAnalyticsの利用終了日(*3)

[契約開始日]:ISM LogAnalyticsの利用契約の開始日

[契約終了日]:ISM LogAnalyticsの利用契約の終了日

DefenderControl(*1)

DefenderControlが有効な場合、次の項目が表示されます。

[契約数]:DefenderControlの契約数

[利用開始日]:DefenderControlの利用開始日

[利用終了日]:DefenderControlの利用終了日(*3)

[契約開始日]:DefenderControlの利用契約の開始日

[契約終了日]:DefenderControlの利用契約の終了日

ふるまい検知(*1)

QS版ふるまい検知が有効な場合、次の項目が表示されます。

[契約数]:QS版ふるまい検知の契約数

[利用開始日]:QS版ふるまい検知の利用開始日

[利用終了日]:QS版ふるまい検知の利用終了日(*3)

[契約開始日]:QS版ふるまい検知の利用契約の開始日

[契約終了日]:QS版ふるまい検知の利用契約の終了日

ソフトウェア配布(*1)

QS版ソフトウェア配布が有効な場合、次の項目が表示されます。

[契約数]:QS版ソフトウェア配布の契約数

[利用開始日]:QS版ソフトウェア配布の利用開始日

[利用終了日]:QS版ソフトウェア配布の利用終了日(*3)

[契約開始日]:QS版ソフトウェア配布の利用契約の開始日

[契約終了日]:QS版ソフトウェア配布の利用契約の終了日

契約設定(Mac)

Macクライアントの契約設定内容が表示されます。

 

インベントリ収集・設定同期

インベントリ収集と設定同期用サーバーのIPv4/IPv6アドレスが表示されます。

[追加収集設定]では、ハードウェアインベントリ以外で収集する情報が表示されます。

[ソフトウェアインベントリを収集する]

リモートコントロール(*1)

リモートコントロール機能(クイックリモコン)が有効な場合、次の項目が表示されます。

[サーバーアドレス(IPv4)]:QRCシステムサーバーのIPv4アドレス

[サーバーアドレス(IPv6)]:QRCシステムサーバーのIPv6アドレス

[TURN/STUNサーバー]:QRCコンソールとQRCクライアントが直接通信できない場合の中継サーバー

[契約数]:クイックリモコンの契約数(WindowsとMacの合計)

外部デバイス制御(*1)

外部デバイス制御機能が有効な場合、外部デバイス制御の契約ライセンス数(WindowsとMacの合計)と外部デバイスの使用履歴保存期間が表示されます。この期間を過ぎると外部デバイス使用履歴と外部デバイス使用申請一覧の情報が削除されます。

操作ログ収集(*1)

操作ログ収集機能が有効な場合、操作ログ収集の契約ライセンス数(WindowsとMacの合計)と取得できるログ種別、データベースサーバーへのログ保存期間とアーカイブCSVを保存する期間が表示されます。

取得可能なログ種別は、次のとおりです。

[外部デバイス書き出し]/[ファイル操作]/[Webアクセス]/[Webメール]/[PC稼働]/[プリンター]

ISM LogAnalytics(*1)

ISM LogAnalyticsが有効な場合、次の項目が表示されます。

[契約数]:ISM LogAnalyticsの契約数(WindowsとMacの合計)

[利用開始日]:ISM LogAnalyticsの利用開始日

[利用終了日]:ISM LogAnalyticsの利用終了日(*3)

[契約開始日]:ISM LogAnalyticsの利用契約の開始日

[契約終了日]:ISM LogAnalyticsの利用契約の終了日

契約設定(Android)

Androidクライアントの契約設定内容が表示されます。

 

インベントリ収集・設定同期

インベントリ収集と設定同期用サーバーのIPv4アドレスが表示されます。

配布

配布ダウンロードサーバーのIPv4アドレスが表示されます。

契約設定(iOS)

iOSクライアントの契約設定内容が表示されます。

 

インベントリ収集・設定同期

インベントリ収集と設定同期用サーバーのIPv4アドレスが表示されます。

位置情報収集(*4)

位置情報を保存するサーバーのアドレスが表示されます。

契約設定(共通)

全クライアントで共通する契約設定内容が表示されます。

 

ユーザーコンソール用APIの利用

サービスプロバイダー/サービス管理者が利用を許可している場合は[許可する]と表示されます。

QND連携用のAPIの利用

サービスプロバイダー/サービス管理者が利用を許可している場合は、QND連携用サーバーのIPv4アドレスが表示されます。

メール通知

ユーザーにメールを送信する際に送信元として登録されるメールアドレスが表示されます。

コンソール操作ログ

コンソール操作ログ収集機能が有効な場合は、データベースサーバーへのログ保存期間とアカウントごとの保存レコード数が表示されます。

*1オプション機能です。機能を利用するためには別途オプション製品契約が必要です。取り扱いについては、サービスプロバイダー/サービス管理者にお問い合わせください。

*2QSSを導入している場合のみ、QSS連携機能を利用できます。

*3利用終了日を過ぎるとISM LogAnalytics/DefenderControl/QS版ふるまい検知/QS版ソフトウェア配布のデータが削除されます。

*4iOSクライアントプログラムを導入している場合のみ有効です。

 

11-1-2.アカウント情報

ログインしているアカウントの詳細と付与されている権限が確認できます。

共通メニューの[(ログイン名)]→[アカウント情報]を選択すると表示されます。

表11-1-2.アカウント情報

項目

説明

アカウント情報

ログインしているアカウントの情報が表示されます。

 

氏名

アカウントを運用するユーザーの氏名が表示されます。

氏名(よみがな)

ユーザー名のよみがなが表示されます。

メールアドレス

各種通知メールを受信するメールアドレスが表示されます。アカウントによって受信できる通知メールの種類が異なります。

システム管理者アカウント:アラートメール(セキュリティ・ライセンス違反、root化/JailBreak検知)、日次メールとマルウェア検知時の通知メール(ふるまい検知を利用している場合)、日次メールと即時アラートメール(ISM LogAnalyticsを利用している場合)、マルウェア検知時のアラートメール(DefenderControlを利用している場合)、日次メールとマルウェア検知時/駆除時の通知メール(QS版ふるまい検知を利用している場合)

グループ管理者アカウント:root化/JailBreak検知の即時アラートメール、マルウェア検知時の通知メール(ふるまい検知を利用している場合)、即時アラートメール(ISM LogAnalyticsを利用している場合)(*)、マルウェア検知時/駆除時の通知メール(QS版ふるまい検知を利用している場合)

グループ管理者アカウント(外部デバイス申請承認権限):外部デバイス使用申請関連の連絡メール

グループ管理者アカウント(操作ログ閲覧権限):即時アラートメール(操作ログ収集を利用している場合)、即時アラートメール(ISM LogAnalyticsを利用している場合)(*)

任意項目1~5

任意の項目が表示されます。

アカウント権限

ログインしているアカウントに付与されている権限が表示されます。

 

管理者権限種別

アカウントに付与されている権限と管理グループが表示されます。

参照.png   11-11. 管理者設定

管理グループ

二段階認証

二段階認証の設定が表示されます。

 

二段階認証

ユーザーコンソールにログインする際に二段階認証を使用するかどうかの設定の状態が表示されます。

[有効]/[無効]

認証アプリ設定

二段階認証で使用する認証アプリが設定済みかどうかが表示されます。二段階認証が無効の場合は空欄になります。

[設定済み]/[未設定]/(空欄)

 

リカバリーコードを確認する

認証アプリが使用できない、端末を機種変更したなどの理由で、リカバリーコードを取得する場合にクリックします。「二段階認証>リカバリーコード」画面が表示されますので、リカバリーコードをダウンロードします。

LogAnalyticsコンソールで、操作ログ閲覧権限が付与されている必要があります。

 

11-1-3.コマンド実行結果確認

[ハードウェア]メニューで実行した管理操作、緊急操作、解除操作の実行結果が確認できます。

共通メニューの[(ログイン名)]→[コマンド実行結果確認]を選択すると表示されます。

表11-1-3.コマンド実行結果確認

項目

説明

管理操作

選択した操作種別が表示されます。

緊急操作

解除操作

ログイン中のアカウントで実行したコマンドのみ表示する

ログイン中のアカウントで実行したコマンドのみが表示されます。

ハードウェア名

クライアントのコンピューター名/デバイス名/電話番号が表示されます。

クライアント種別

クライアントプログラムの種類が表示されます。

OS

クライアントのOSが表示されます。

OSプラットフォーム

OSのビット数が表示されます。

利用者名

端末を利用しているユーザーの氏名が表示されます。利用者情報として登録されています。

グループ名

クライアントが所属するグループ名が表示されます。

コマンド操作種別

インベントリ収集や設定同期、リモートロックなどの緊急操作など、ユーザーに送信したコマンド種別が表示されます。

[クライアント設定同期]/[インベントリ収集]/[サポートログ収集]/[リモートロック]/[リモートロックの解除]/[指定フォルダーの削除]/[位置情報の取得]/[パスワード変更]/[パスワード変更・画面ロック]/[リモートワイプ]/[違反時ポリシーの割当]/[緊急制御ソフトウェアロック]/[違反時ポリシーの解除]/[緊急制御ソフトウェアロックの解除]/[MDM構成プロファイル更新]/[インベントリ収集(ハードウェア)]/[インベントリ収集(ソフトウェア)]/[インベントリ収集(セキュリティ)]/[インベントリ収集(構成プロファイル)]/[全配布ソフトウェアのアンインストール]/[パスコード初期化]/[メッセージ通知]/[iOSクライアントプログラムの配布]/[BitLocker暗号化の実行]/[BitLocker暗号化の解除]/[自動ロック解除の有効化]/[自動ロック解除の無効化]/[BitLockerドライブの保護の中断]/[BitLockerドライブの保護の再開]/[不要な保護機能情報の削除]

ISM600U_横三本線アイコン1.pngをクリックすると、コマンドの詳細が確認できます。

ステータス詳細

送信したコマンドのステータスが表示されます。(*1)(*2)

[送信待機](*3)/[送信済]/[実行中]/[処理中]/[成功]/[失敗]/[未対応]/[キャンセル](*4)/[キャンセル待ち](*4)

次の場合に、ISM600U_横三本線アイコン1.pngをクリックして詳細を確認できます。

ステータスが[失敗]の場合

[指定フォルダーの削除]のステータスが[処理中]の場合

[全配布ソフトウェアのアンインストール]のステータスが[送信待機]の場合

次の場合に、ISM600U_ダウンロードアイコン.pngをクリックしてサポートログファイル(*5)をダウンロードできます。

[サポートログ収集]のステータスが[成功]の場合

操作日時

操作を行った日時が表示されます。

完了日時

操作が完了した日時が表示されます。

管理者名

操作を行った管理者の名前が表示されます。

*1コマンド操作種別が[リモートワイプ]の場合に表示されるステータスは、[送信待機]、[送信済]、[成功]のみです。

*2コマンド操作種別が[サポートログ収集]の場合に表示されるステータスは、[送信待機]、[処理中]、[成功]、[失敗]のみです。

*3ステータスが[送信待機]の場合、同じコマンド操作種別を同じハードウェアに何回実行しても、実行される処理は1回です。

*4コマンド操作種別が[指定フォルダーの削除]の場合に、ISM601U_キャンセルアイコン.pngが表示されます。ステータスが[送信待機]の場合に、ISM601U_キャンセルアイコン.pngをクリックすると、[キャンセル]になります。ステータスが[処理中]の場合に、ISM601U_キャンセルアイコン.pngをクリックすると[指定フォルダーの削除]のキャンセル要求がクライアントに送信され、ステータスは[キャンセル待ち]になります。

*5システムサーバーにアップロードされた日時が新しいものから5件までダウンロード可能です。なお、一定期間を過ぎるとシステムサーバーから削除され、ダウンロードできなくなります(デフォルトでは72時間です)。

11-1-3-1.Windowsクライアントに対するコマンド実行のステータス詳細

Windowsクライアントに対して実行したコマンドのステータス詳細が確認できます。

表11-1-3-1.Windowsクライアントコマンド実行のステータス詳細

コマンド操作種別

ステータス
詳細

発生状況

対応方法

リモートロック

送信待機
(*1)

端末の電源が入っていない

端末の電源を入れます。

端末がPUSH要求確認サーバーと通信できない

端末が通信できる状態にします。

実行中(*2)

端末が緊急操作を受信した直後である

コマンド実行が完了するまで待機します。

成功

リモートロックに成功した

特になし

失敗(*3)

リンククローン環境のWindowsクライアントに対して緊急操作を実行した

ハードウェア環境の問題で緊急操作の処理がキャンセルされた状態のため、対処する必要はありません。

BitLockerのパスワード変更時に、パスワードの長さ、複雑さが規定に違反している(Windowsのグループポリシーで単純なパスワードを禁止している場合)

パスワードを長く複雑に設定し、再度緊急操作を実行してください。

PINの変更時に、PINの長さ、使用文字が規定に違反している(Windowsのグループポリシーで単純なパスワードを禁止している場合)

ドライブがロックされている

ハードウェア環境の問題で緊急操作の処理がキャンセルされた状態のため、対処する必要はありません。

指定フォルダーの削除

送信待機
(*1)

端末の電源が入っていない

端末の電源を入れます。

端末がPUSH要求確認サーバーと通信できない

端末が通信できる状態にします。

処理中

削除するファイルが、他のプロセスで使用されている

緊急操作がキャンセルされます。

指定フォルダーの削除を実行している

指定フォルダーの削除が完了せず、実行中のステータスまま変化がない場合、緊急操作がキャンセルされます。

成功

指定フォルダーの削除に成功した

特になし

キャンセル待ち

指定フォルダーの削除がキャンセル待ちになっている

キャンセル処理が完了するまで待機します。

キャンセル

指定フォルダーの削除をキャンセルした

特になし

失敗(*3)

アクセス拒否などの理由から、指定フォルダー、または配下のファイルやフォルダーが削除されなかった

指定フォルダーパスとアクセス権を再度確認します。

BitLocker制御

暗号化の実行

送信待機
(*1)

端末の電源が入っていない

端末の電源を入れます。

端末がPUSH要求確認サーバーと通信できない

端末が通信できる状態にします。

実行中(*2)

端末が管理操作を受信した直後である

コマンド実行が完了するまで待機します。

成功

暗号化に成功した

特になし

失敗(*3)

対象の端末がサーバーのクラスタとして構成されている

クラスタとして構成されていない端末に実行してください。

ロックされているドライブにコマンドを実行した

ドライブのロックを解除したあとにコマンドを実行してください。

完全に暗号化解除されていない(暗号化解除中または保留中の)ドライブにコマンドを実行した

暗号化解除が完了したあとにコマンドを実行してください。

TPMセキュリティデバイスが端末に見つからない

端末のBIOSでTPMを有効にしたあと、またはグループポリシーでTPMを有効にしたあとにコマンドを実行してください。

暗号化の解除

送信待機
(*1)

端末の電源が入っていない

端末の電源を入れます。

端末がPUSH要求確認サーバーと通信できない

端末が通信できる状態にします。

実行中(*2)

端末が管理操作を受信した直後である

コマンド実行が完了するまで待機します。

成功

暗号化の解除に成功した

特になし

失敗(*3)

ロックされているドライブにコマンドを実行した

ドライブのロックを解除したあとにコマンドを実行してください。

自動ロック解除のキーを保持しているドライブにコマンドを実行した

ドライブの自動ロック解除を無効にしたあとにコマンドを実行してください。

自動ロック解除の有効化

送信待機
(*1)

端末の電源が入っていない

端末の電源を入れます。

端末がPUSH要求確認サーバーと通信できない

端末が通信できる状態にします。

実行中(*2)

端末が管理操作を受信した直後である

コマンド実行が完了するまで待機します。

成功

自動ロック解除の有効化に成功した

特になし

失敗(*3)

ロックされているドライブにコマンドを実行した

ドライブのロックを解除したあとにコマンドを実行してください。

BitLockerが無効になっているドライブにコマンドを実行した

ドライブでBitLockerを有効にしたあとにコマンドを実行してください。

自動ロック解除が有効になっているドライブにコマンドを実行した

すでに自動ロック解除が有効になっていますので、対処する必要はありません。

自動ロック解除の無効化

送信待機
(*1)

端末の電源が入っていない

端末の電源を入れます。

端末がPUSH要求確認サーバーと通信できない

端末が通信できる状態にします。

実行中(*2)

端末が管理操作を受信した直後である

コマンド実行が完了するまで待機します。

成功

自動ロック解除の無効化に成功した

特になし

失敗(*3)

BitLockerが無効になっているドライブにコマンドを実行した

ドライブでBitLockerを有効にしたあとにコマンドを実行してください。

自動ロック解除が無効になっているドライブにコマンドを実行した

すでに自動ロック解除が無効になっていますので、対処する必要はありません。

BitLockerドライブの保護の中断

送信待機
(*1)

端末の電源が入っていない

端末の電源を入れます。

端末がPUSH要求確認サーバーと通信できない

端末が通信できる状態にします。

実行中(*2)

端末が管理操作を受信した直後である

コマンド実行が完了するまで待機します。

成功

保護の中断に成功した

特になし

失敗(*3)

ロックされているドライブにコマンドを実行した

ドライブのロックを解除したあとにコマンドを実行してください。

BitLockerドライブの保護の再開

送信待機
(*1)

端末の電源が入っていない

端末の電源を入れます。

端末がPUSH要求確認サーバーと通信できない

端末が通信できる状態にします。

実行中(*2)

端末が管理操作を受信した直後である

コマンド実行が完了するまで待機します。

成功

保護の再開に成功した

特になし

失敗(*3)

ロックされているドライブにコマンドを実行した

ドライブのロックを解除したあとにコマンドを実行してください。

BitLockerが無効になっているドライブにコマンドを実行した

ドライブでBitLockerを有効にしたあとにコマンドを実行してください。

不要な保護機能情報の削除

送信待機
(*1)

端末の電源が入っていない

端末の電源を入れます。

端末がPUSH要求確認サーバーと通信できない

端末が通信できる状態にします。

実行中(*2)

端末が管理操作を受信した直後である

コマンド実行が完了するまで待機します。

成功

保護機能情報の削除に成功した

特になし

失敗(*3)

ロックされているドライブにコマンドを実行した

ドライブのロックを解除したあとにコマンドを実行してください。

BitLockerが無効になっているドライブにコマンドを実行した

ドライブでBitLockerを有効にしたあとにコマンドを実行してください。

削除すると保護機能情報がなくなる(最後の保護機能情報を削除しようとした)

ドライブの保護機能情報は1つ以上必要です。保護機能情報が少なくとも1つ残るように削除してください。

自動ロック解除用の外部キーを削除しようとした

自動ロック解除に使用する外部キーを削除することはできません。

上記以外のキーを選択したあとにコマンドを実行してください。

サポートログ収集

送信待機
(*1)

端末の電源が入っていない

端末の電源を入れます。

端末がPUSH要求確認サーバーと通信できない

端末が通信できる状態にします。

処理中

端末が管理操作を受信した直後である

コマンド実行が完了するまで待機します。

成功

サポートログ収集とサポートログファイルの送信に成功した

特になし

失敗(*3)

何らかの理由でサポートログファイルが出力または送信されなかった

再度コマンドを実行してください。再実行しても連続して失敗する場合は、端末のタスクトレイアイコンからサポートログ出力を実行してください。

*1端末が緊急操作/管理操作を受信するまでの間、このステータスが表示されます。

*2端末が緊急操作/管理操作を受信した直後に表示されますので、このステータスが表示されることはほとんどありません。

*3実行中のシャットダウンやOSのファイル破損など、予期せぬクライアント側の問題で失敗する場合もあります。

11-1-3-2.Androidクライアントに対するコマンド実行のステータス詳細

Androidクライアントに対して実行したコマンドのステータス詳細が確認できます。

表11-1-3-2.Androidクライアントコマンド実行のステータス詳細

コマンド操作種別

ステータス詳細

発生状況

対応方法

パスワード変更・画面ロック

送信待機
(*1)

端末の電源が入っていない

端末の電源を入れます。

端末がPUSH要求確認サーバーと通信できない

端末が通信できる状態にします。

送信済

端末が緊急操作を受信した直後である

コマンド実行が完了するまで待機します。

成功

パスワード変更・画面ロックに成功した

特になし

失敗(*2)
(*3)

予期せぬ問題が発生した

サービスプロバイダー/サービス管理者へお問い合わせください。

位置情報の取得

送信待機
(*1)

端末の電源が入っていない

端末の電源を入れます。

端末がPUSH要求確認サーバーと通信できない

端末が通信できる状態にします。

送信済

端末が緊急操作を受信した直後である

コマンド実行が完了するまで待機します。

成功

緊急操作の実行に成功した

特になし

失敗(*2)

端末の位置情報サービスが有効になっていない

端末の位置情報サービスを有効にします。

リモートワイプ

送信待機
(*1)

端末の電源が入っていない

端末の電源を入れます。

端末がPUSH要求確認サーバーと通信できない

端末が通信できる状態にします。

送信済(*3)
(*4)

緊急操作の送信に成功した

特になし

違反時ポリシーの割当/
緊急制御ソフトウェアロック

送信待機
(*1)

端末の電源が入っていない

端末の電源を入れます。

端末がPUSH要求確認サーバーと通信できない

端末が通信できる状態にします。

送信済

端末が緊急操作を受信した直後である

コマンド実行が完了するまで待機します。

成功

緊急操作の実行に成功した

特になし

失敗(*2)

予期せぬ問題が発生した

サービスプロバイダー/サービス管理者へお問い合わせください。

*1端末が緊急操作を受信するまでの間、このステータスが表示されます。

*2実行中のシャットダウンやOSのファイル破損など、予期せぬ端末側の問題で失敗する場合もあります。

*3Ver.6.8.10iより前のバージョンで失敗した場合、端末で[設定]→[セキュリティ]→[デバイス管理]→[端末管理者]の順に選択し、本サービスのクライアントアプリをデバイス管理者に登録することで、コマンド実行が成功することがあります。

*4リモートワイプのコマンド実行が成功、または失敗した場合でも[送信済]の表示のまま変更されません。コマンド実行が成功したかどうかは、端末側で確認してください。

11-1-3-3.iOSクライアントに対するコマンド実行のステータス詳細

iOSクライアントに対して実行したコマンドのステータス詳細が確認できます。

表11-1-3-3.iOSクライアントコマンド実行のステータス詳細

コマンド操作種別

ステータス詳細

発生状況

対応方法

リモートロック

送信待機
(*1)

端末の電源が入っていない

端末の電源を入れます。

端末がPUSH要求確認サーバーと通信できない

端末が通信できる状態にします。

送信済

端末が緊急操作を受信した直後である

コマンド実行が完了するまで待機します。

成功

緊急操作の実行に成功した

特になし

失敗(*2)

予期せぬ問題が発生した

サービスプロバイダー/サービス管理者へお問い合わせください。

位置情報の取得

送信待機
(*1)

端末の電源が入っていない

端末の電源を入れます。

端末がPUSH要求確認サーバーと通信できない

端末が通信できる状態にします。

送信済

端末が緊急操作を受信した直後である

コマンド実行が完了するまで待機します。

成功

緊急操作の実行に成功した

特になし

失敗(*2)

端末の位置情報サービスが有効になっていない

端末の位置情報サービスを有効にします。

リモートワイプ

送信待機
(*1)

端末の電源が入っていない

端末の電源を入れます。

端末がPUSH要求確認サーバーと通信できない

端末が通信できる状態にします。

送信済(*3)

緊急操作の送信に成功した

特になし

違反時ポリシーの割当

送信待機
(*1)

端末の電源が入っていない

端末の電源を入れます。

端末がPUSH要求確認サーバーと通信できない

端末が通信できる状態にします。

送信済

端末が緊急操作を受信した直後である

コマンド実行が完了するまで待機します。

成功

緊急操作の実行に成功した

特になし

失敗(*2)

違反時ポリシー構成プロファイルの設定内容が不正

違反時ポリシー構成プロファイルを正しい設定に修正します。

全配布ソフトウェアのアンインストール(*4)

送信待機
(*1)

端末の電源が入っていない

端末の電源を入れます。

端末がPUSH要求確認サーバーと通信できない

端末が通信できる状態にします。

送信済

端末が緊急操作を受信した直後である

コマンド実行が完了するまで待機します。

成功

緊急操作の実行に成功した

特になし

失敗(*2)

予期せぬ問題が発生した

サービスプロバイダー/サービス管理者へお問い合わせください。

*1端末が緊急操作を受信するまでの間、このステータスが表示されます。

*2実行中のシャットダウンやOSのファイル破損など、予期せぬ端末側の問題で失敗する場合もあります。

*3リモートワイプのコマンド実行が成功、または失敗した場合でも[送信済]の表示のまま変更されません。コマンド実行が成功したかどうかは、端末側で確認してください。失敗した場合は、予期せぬ問題が発生した可能性があります。サービスプロバイダー/サービス管理者へお問い合わせください。

*4端末側の管理状態とサーバー側の管理状態の差異を抑えるため、インベントリ収集を行ったうえで実行することをお奨めします。

 

11-1-4.コンソール操作ログ

ユーザーコンソールで、登録/更新/削除の操作を行ったときに記録されるログを確認できます。ログインしているアカウントがシステム管理者の場合、登録されているアカウントすべての操作履歴を確認できます。グループ管理者は自身の操作履歴のみ確認できます。履歴の保存期間が過ぎたり、保存レコードの上限値を超えたりすると、古い履歴から順に削除されます。保存レコード数は、すべてのアカウントで同じです。

共通メニューの[(ログイン名)]→[コンソール操作ログ]を選択すると表示されます。

表11-1-4.コンソール操作ログ

項目

説明

アカウント名

操作を行った管理者のアカウント名が表示されます。

関連顧客切り替え中の場合、“親顧客のアカウント名:顧客コード”が表示されます。

氏名

操作を行った管理者の氏名が表示されます。

関連顧客切り替え中の場合、“親顧客の氏名:顧客名”が表示されます。親顧客の氏名が空欄の場合、“:顧客名”と表示されます。

IPアドレス

ユーザーコンソールへの接続元IPアドレスが表示されます。

ユーザーエージェント

接続元のユーザーエージェントが表示されます。

ISM600U_横三本線アイコン1.pngをクリックすると、ユーザーエージェントの詳細が確認できます。

ログ取得日時

操作を行った日時が表示されます。

更新対象

更新対象の設定などの情報が表示されます。

参照.png   『ユーザーコンソール操作ログ出力ガイド』

更新方法

更新方法が表示されます。コンソール(UI)経由、またはAPI経由のどちらかが表示されます。

[UI]/[API]

操作種別

操作の種別が表示されます。

[登録]/[更新]/[削除]/[ログイン]/[実行]/[状態変更]/[割当]/[割当解除]/[送信]/[アップロード]

更新内容

操作の内容が表示されます。

ISM600U_横三本線アイコン1.pngをクリックすると、更新内容の詳細が確認できます。