11-6. 個別ポリシー

個別ポリシーと違反時ポリシーの設定ができます。

個別ポリシーは、基本ポリシーを基にして、設定内容を一部だけ変更して使用するポリシーです。

違反時ポリシーは、Android/iOSクライアントが組織の規定に違反している場合などに緊急操作として割り当てるポリシーです。スマートデバイス診断、スマートデバイス収集、スマートデバイス制御の設定ができます。

個別ポリシー/違反時ポリシーで設定変更できない項目については、基本ポリシーの設定と連動します。

ISM600U_運用設定アイコン.png→[個別ポリシー]を選択すると表示されます。

事前設定.png

個別ポリシーを利用するために、基本ポリシーの[個別ポリシー使用許可設定]で、[個別ポリシーの使用を許可する]にチェックを入れます。[変更を許可する項目]でチェックを入れた設定が個別ポリシーで設定できます。(*)

Central Consoleの管理者によって個別ポリシー使用許可設定が制御されている場合は、許可されていない項目にチェックを入れることはできません。詳細については、Central Consoleの管理者にお問い合わせください。

表11-6-1.個別ポリシー一覧

項目

説明

ポリシー名

作成した個別ポリシーの名前が表示されます。

割当数

個別ポリシーを割り当てたグループとクライアントの総数が表示されます。

ISM600U_プラスアイコン4.pngをクリックすると表示されるグループ/クライアント選択画面で、個別ポリシーを割り当てるグループまたはクライアントを選択します。

PC診断~スマートデバイス制御

[基本ポリシーとの関係]を[連動しない]にした項目は、[設定あり]と表示されます。

[連動する]設定の場合は、空欄になります。

表11-6-2.個別ポリシー登録

項目

説明

PC診断~スマートデバイス制御

[基本ポリシー]の[個人ポリシー使用許可設定]で、許可された項目が表示されます。

 

基本ポリシーとの関係

基本ポリシーとの関係を設定します。

ポリシー設定については、以下を参照してください。

参照.png   11-5. 基本ポリシー

 

連動する

基本ポリシーの設定と連動させる場合に選択します。

基本ポリシーを変更した場合、個別ポリシーも同じ設定に変更されます。

連動しない

基本ポリシーの設定と連動させない場合に選択します。

基本ポリシーと異なる設定ができます。

表11-6-3.個別ポリシー/違反時ポリシーで設定できる項目

ポリシー

大項目

中項目

小項目

個別ポリシー

PC診断

セキュリティ診断基本設定

セキュリティレベル判定設定

ソフトウェアバージョン診断

追加ソフトウェアバージョン診断設定

禁止ソフトウェア

禁止ソフトウェア登録

カスタム診断

カスタム診断登録

ふるまい検知

検知レベル設定

PC収集

インベントリ収集

スケジュール設定

ハードウェア管理情報収集

収集設定

操作ログ収集

操作ログ収集詳細設定

外部デバイス操作

ファイル操作

Webメール送信

Webアクセス

PC稼働

プリンター

PC制御

外部デバイス制御

外部デバイスの自動起動を抑止する

外部デバイスの使用を制限する

通信デバイス制御

Bluetooth

IPアドレス(Wi-Fi/有線LAN)

SSID(Wi-Fi)

高速スタートアップ

 

ソフトウェア自動更新

Windows 10 / 11 Update設定

Windows Update自動設定

その他ソフトウェア

プリンタードライバー制御

 

違反時ポリシー

スマートデバイス診断

iOS

禁止ソフトウェア設定

Android

セキュリティレベル判定設定

スマートデバイス収集

インベントリ収集

スケジュール設定

位置情報収集

 

スマートデバイス制御

iOS

ポリシー構成プロファイルのアップロード

Android

デバイス制御設定

プリインストール製品起動制御設定

サードパーティ製品起動制御設定

パスワードポリシー設定

Wi-Fi接続先一覧