QSエージェントは、QS版オプション製品を利用するためにクライアントにインストールする必要があるクライアントプログラムです。
オプション製品の契約完了後に、システムサーバーの日次処理とクライアントの設定同期が完了すると、QSエージェントが自動的にインストールされます(システムサーバーの日次処理時にQSエージェントインストール状況一覧が更新され、QSエージェントインストール状況一覧に表示されているクライアントに対して、設定同期時にQSエージェントが配布されます)。
なお、配布対象のクライアントには、Windowsクライアント(Ver.7.0i以降のスタンダードクライアント)、またはVer.7.1i以降のMacクライアントがインストールされている必要があります。
QSエージェントが自動的に配布されるまで待たずに即時配布したい場合や、配布に失敗したクライアントに再配布したい場合は、手動で一覧の更新と配布ができます。
Webサイトへのアクセスを制限するソフトウェアを導入している場合は、次のURLをホワイトリストに登録してください(ポート443で通信できる必要があります)。 *.qualitysuite.net/ |
QSエージェントとオプション製品のエージェントがインストールされた端末(*)には、タスクトレイ/ステータスメニューに コンテキストメニューから[バージョン情報]を選択すると、バージョン情報が確認できます。また、QS版ソフトウェア配布を利用している場合、[配布一覧]から配布を実行できます。 *QS版ソフトウェア配布の場合は、ライセンスを有効にした端末です。 |
システムサーバーの日次処理と設定同期を待たずに、即時にQSエージェントを配布する手順について説明します。
ここでは例として、WindowsクライアントにQSエージェントを即時配布する手順について説明します。
なお、QSエージェントを即時配布するには、クライアントプログラムのインストールとインベントリ収集が完了している必要があります。
1「QSエージェントインストール状況」画面を表示する
(1) |
メニューから、 |
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(2) |
左メニューから、[QSエージェントインストール状況]を選択します。 「QSエージェントインストール状況」画面が表示されます。 |
2QSエージェントの配布対象クライアントを表示する
(1) |
ハードウェア種別を選択します。 例: 選択したハードウェア種別のクライアントが表示されます。 |
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(2) |
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(3) |
確認メッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。 QSエージェントの配布対象クライアントが一覧に表示されます。 |
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(4) |
QSエージェントの配布状況を確認します。 確認できる項目は、次の表のとおりです。 |
表10-12-1.QSエージェントインストール状況一覧表示項目 |
項目 |
説明 |
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ハードウェア名 |
クライアントのコンピューター名が表示されます。 |
利用者名 |
端末を利用しているユーザーの氏名が表示されます。 |
グループ名 |
クライアントが所属するグループ名が表示されます。 |
配布状況 |
QSエージェントの配布状況が表示されます。 ・[成功]:QSエージェントの配布が成功した ・[配布待ち]:QSエージェントが配布されていない ・[失敗]:QSエージェントの配布に失敗した ・[不明]:QSエージェントの配布中にPCの電源を強制的に落とした等、インストーラーの実行結果が何らかの原因で取得できなかった |
配布終了日時 |
QSエージェントの配布が終了した日時が表示されます。 |
インベントリ取得日時 |
インベントリが取得された日時が表示されます。 |
QSエージェントID |
クライアントにインストールされているQSエージェントを管理するために割り振られたユニークなIDが表示されます。 |
QSエージェントバージョン |
QSエージェントのバージョンが表示されます。 |
3ハードウェア一覧の検索機能を表示する
(1) |
メニューから、[ハードウェア]を選択します。 |
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(2) |
左メニューから、[ハードウェア一覧]を選択します。 |
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(3) |
[検索条件を表示]をクリックします。 検索機能が表示されます。 |
4設定同期を実行してQSエージェントを配布する
(1) |
ハードウェア種別を選択します。 例: 選択したハードウェア種別のクライアントが表示されます。 |
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(2) |
クライアント一覧からQSエージェント配布対象のクライアントのチェックボックスにチェックを入れます。 機能アイコンが表示されます。 |
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(3) |
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設定同期が実行され、QSエージェントが配布されます。 |
QSエージェントの配布に失敗したクライアントに、再配布する手順について説明します。
ここでは例として、WindowsクライアントにQSエージェントを再配布する手順について説明します。
1「QSエージェントインストール状況」画面を表示する
(1) |
メニューから、 |
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(2) |
左メニューから、[QSエージェントインストール状況]を選択します。 「QSエージェントインストール状況」画面が表示されます。 |
2QSエージェントの配布状況をリセットする
(1) |
ハードウェア種別を選択します。 例: 選択したハードウェア種別のクライアントが表示されます。 |
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(2) |
QSエージェントインストール状況一覧が更新されます。 |
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(3) |
[配布失敗]をオンにします。 [配布状況]が[失敗]のクライアントが表示されます。 |
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(4) |
クライアント一覧から[配布状況]が[失敗]のクライアントのチェックボックスにチェックを入れます(複数選択可)。 機能アイコンが表示されます。 |
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(5) |
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(6) |
確認メッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。 配布状況がリセットされ、[配布状況]が[失敗]のクライアントが[配布待ち]に変更されます。 次回設定同期時に、QSエージェントが再配布されます。即時配布する場合は、3に進みます。 |
(1) |
メニューから、[ハードウェア]を選択します。 |
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(2) |
左メニューから、[ハードウェア一覧]を選択します。 |
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(3) |
[検索条件を表示]をクリックします。 検索機能が表示されます。 |
4設定同期を実行してQSエージェントを配布する
(1) |
ハードウェア種別を選択します。 例: 選択したハードウェア種別のクライアントが表示されます。 |
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(2) |
クライアント一覧からQSエージェント配布対象のクライアントのチェックボックスにチェックを入れます。 機能アイコンが表示されます。 |
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(3) |
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|
設定同期が実行され、QSエージェントが配布されます。 |
クライアントプログラムのバージョンがVer.7.4iより前の場合、Windows/Macクライアントを休止すると、対象クライアントに配布されているQSエージェントはアンインストールされます。 そのため、休止したクライアントを復活させる場合は、QSエージェントの再配布が必要です。 アンインストールされても[配布状況]は[成功]の表示のままになりますので、対象クライアントの[配布状況]を[配布待ち]に変更してください。そのあと、次回の設定同期を待つか、または[ハードウェア]メニュー→[ハードウェア一覧]から設定同期を実行してください。 |